国鉄車両引退

5月に入ってJR西日本とJR貨物で車両の引退発表がありました。

先ずはJR西日本の国鉄117系T1編成（トップナンバー）が5月末で引退。

117系は1979年から製造が開始された電車です。関西を新快速（シティライナー）として活躍した後は岡山・広島、福知山、和歌山・奈良、滋賀へ転属し、今も一部では現役で活躍している車両です。

また、T2編成はWEST EXPRESS 銀河として活躍しています。


類似形式としては関東で活躍した185系特急形電車で、こちらは昨年に定期運用から離脱し波動運用で活躍しています。


今回引退する車両T1編成が国鉄色塗装時の姿。

国鉄色の波動運用で活躍していた頃の姿
https://youtu.be/Ddexyb43Nvc
まだ形式が消滅する訳ではありませんが、活躍する姿が見られるのも今のうちかも知れませんね。


2020年11月に京都鉄道博物館で展示された際の様子。
因みに丁度、今になりますが、5月12日（木）〜〜17日（火）の期間中、京都鉄道博物館で引退の記念展示が行われています。
https://www.kyotorailwaymuseum.jp/news/sysimg/00855/link_2961E.pdf

続いてJR貨物からは電気機関車EF66 27号機が運用離脱

ブルートレインを牽引した電気機関車として記憶されている方もいらっしゃるでしょう。
今回、引退するのはEF66 27号機で同型式として最後までJR貨物で貨物列車牽引機として活躍した電気機関車になります。

https://tetsudo-ch.com/12399889.html
JR貨物吹田工場で公開される様ですが、有料みたいです。


https://youtu.be/_x3NCemX7gc
EF66 27号機が活躍していた頃の姿。

ちなみに鉄道博物館（埼玉）と京都鉄道博物館で同型式を見ることが出来ます。


電気機関車も国鉄時代に投入された形式は少数になってきました。後はEF64、EF65、EF81と言ったところですかね。