今回は福本伸行作品で講談社発行の「賭博破壊録カイジ」に登場する焼き鳥、肉じゃが、ポテトチップスを作ります。
以下、作品の画像は同作品より引用。
なお、こちらはいわゆるコンビニコミックですが、今回のエピソードは通常の単行本では1巻に収録されています。
1000万近い借金を抱え、金融企業・帝愛グループの地下の強制労働施設に送られてしまった主人公・カイジ。
「無駄な金は一切使わない」と心に決めるも、カイジが所属する班の班長で、嗜好品等の販売も行っている大槻班長(この人はうちの漫画飯でよく使われる作品「1日外出録ハンチョウ」の主人公と同一人物)に「これはわしのおごりだ」と缶ビールを渡され、それを飲んだことにより「肉体労働後に飲むビールの美味さ」を知ってしまい、その決意はあっけなく崩れてしまいます。
そして班長の物販で缶ビールを1本だけ購入しようとするも、班長や側近達の口車に乗せられ、気が付けば缶ビール4本&焼き鳥、肉じゃが、ポテトチップス等を購入してしまい、豪遊、散財。
そんなわけで今回は焼き鳥、肉じゃが、ポテトチップスを作ります。
まずは焼き鳥。
つい先日、友人が焼き鳥の缶詰をくれたので、それを使用。
焼き鳥とネギを交互に串にさし、
クッキングシートを敷いたフライパンに乗せて蓋をして、
弱火(うちのインダクションだと火力10段階の3)でじっくり温めます。
数分後。
蓋をあけると。
うむ、何ともいい匂い。
これで焼き鳥は完成。
次は肉じゃが。
鍋にじゃがいも、玉ねぎ、人参、白滝、牛肉と入れていき、醤油(うちでおなじみ「国産有機大豆100%の(以下略)」醤油)と味醂を入れて。
蓋をして火力8で加熱、蓋がカタカタ鳴ったら火力3にして15分ほど待つ。
すると。
はい、出来上がり。
最後はポテトチップス。
じゃがいもを薄く切って、ペーパータオルで余計な水分を拭き取ります。
7層構造のフライパンには、脂肪酸バランスと酸化の面で優れた植物油。
量は2センチにも満たない量。
170度の温度に設定したインダクションで、いもを揚げていきます。
パリパリ感を重視するので、ちょいと焦がして。
揚がったら油を切って、熱いうちに塩を振ります。
塩は富山湾沖の海洋深層水から作った高品質な塩。
出来上がり。
私は下戸なので、ビールはノンアルコール。
実食。
まずは焼き鳥・・・あ、これ肉も美味しいがネギが美味しい。
しっかりとタレの味が浸み込んで。
味はちょいと濃いめですが、これがビールに合います。
肉じゃが。
水分は具材に含まれる水分と調味料のみ。水は加えていません。
なので素材の味が濃くて、美味しゅうございました。
ポテトチップス。
温かいポテトチップスってのも、なかなかいいですな。
なにより塩も油も品質にこだわったので、「ポテトチップス=不健康食品の代名詞的存在」という考えの方でも、これなら?
まあ、作品でカイジが食べたのは、私が作ったものよりもずっと品質の落ちるものなんでしょうけどね。
あと余談。
この作品での大槻班長の発言。
「今日をがんばった者、今日をがんばり始めた者にのみ、明日が来るんだよ」
いいこと言ってるんだけどねぇ・・・
言っているのが、ボッタクリ価格の物販やイカサマ博打で荒稼ぎしている人だからねぇ・・・
ログインしてコメントを確認・投稿する