今回の漫画飯は、樫木祐人作・KADOKAWA発行の「ハクメイとミコチ」。その9巻に登場する蒸し里芋と味噌ダレを作ります。
以下、漫画の画像は同作品より引用。
街の大規模な工事の際に、大工組合の会長夫人・ハクヨとともに職人たちの食事を作るミコチ。
調理場で腕を振るう一方で、朝、現地入りした時に里芋を葉っぱに包んで焚火の近くに埋めて、蒸し里芋も作っていました。
今回はこれをもっと手軽に作ろうかと。
では作りましょう。
7層構造のフライパンにクッキングシートを敷いて、洗った里芋を入れます。
蓋をしたら、インダクションレンジのスイッチオン。火力は弱火(うちのインダクションだと10段階の3)。
里芋自身の水分&洗った際に表面に付いた水分で蒸す感じですな。
これで45分ほど待ちます。
45分・・・
長い・・・
作品ではハクビシンで食いしん坊のカテンが、味噌ダレが出来るまで「おあずけ状態」になる場面がありますが、私もそんな感じ。
むかちゃんもがんばれー
我慢よー
上の画像では味噌ダレを作るミコチと柚子の皮を刻むハクヨ夫人。
とりあえず、私も今のうちに柚子の皮を刻んでおきましょう。
45分経ちました。
フライパンの蓋をあけると、こんな感じ。
さて、味噌ダレ。
鍋に味醂を入れて弱火で加熱。
弱火で加熱しながら、これに味噌を混ぜます。味噌は「100%国産有機JAS認証の玄米、丸大豆、天日塩と湧水を使用し有機JAS認証の工場で生産された、醸造にこだわり木樽の中でじっくり熟成させたもの」という高品質なものです。
味醂と味噌が馴染んだら味噌ダレは出来上がり。
これを皮を剥いた里芋にかけて、刻み柚子をのせれば。
完成です。
実食。
ああ、こりゃ美味しい。
無水調理の里芋のとろみと香ばしさ、味噌の濃厚な味わい、そしてそれらをスッキリとまとめてくれる刻み柚子。
見事に調和しています。
あ、今回の蒸し里芋と同じ方法でサツマイモを焼き芋にするのも可能です。
やはり時間はかかりますが(笑)
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