別の買い物の用事で出かけたら、出かけた先でとある切り絵作家の
展示会をやっていたので覗いてみた。
展示会場の中央付近に男性が陣取って何やら作業をしている様子。
他の客との会話からその作家だと思われる。
最初、本当に集中して作業をしているものだから
その作業を見せるていの展示会なのかと思った。
そういうしたら違ったみたい
親しい客が来るとけっこう大きな声で他の客には眼中にない
様子でしゃべっており、
作家は作品がすべてで素晴らしい作品が作れれば
人間性は二の次だ、と思っていたが、
他の客に聞こえる声で、
「客が来た」とか「けっこうな額の仕事を持ってきた客だ」とか
客は客かもしれないが、客を客と呼ぶ感覚が商売人として理解できない。
お客様とまで呼ぶ必要はないが、客を客よばわりするのは
やはり人間性を疑ってしまうし、たぶん作品さえ作っていれば
生きてこられた人生なのだろう。
そりゃ作品は素晴らしいと思ったが。
ただ、展示会のイベント名に偽りありだと思い、
妖怪展って銘打っていたので、水木しげるばりに妖怪のオンパレードかと
思いきやまったく違っていてそれはイベント主催者にも問題があると感じた。
展示会でほぼほぼ作品を売る展示会だったのも興ざめしたし。
俳優がやらかして作品に罪がない、なんて話もあるが
やっぱり作品をつくる人間の人間性も大事じゃないかなぁと
感じる次第
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