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2022年01月29日21:48

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地球外少年少女 前編

2007年の電脳コイル以来の磯監督作品。電脳コイルには当時ハマりましたが、もう15年前とは時の流れは早いものです。
今作は宇宙が舞台の少年少女のSF活劇で楽しい作品になっていましたが、やはり宇宙ステーションの外は一歩間違えば死の世界ということで、少年少女の冒険もなかなか命懸けなものになっていてハラハラしましたよ。
今回の前編は全6話のうちの3話まででしたが、区切りのいいところで終わってくれて良かったです。後編は2週間後になりますが楽しみかと。(ネトフリに入れば最後まで見れるけど、劇場で観たいんですよね)
以下ネタバレ注意。

先にも書いたように今回は登場人物の状況がなかなかハードで、特に主人公の登矢と心葉の境遇がかなり厳しいものだったのが印象的でした。
後編でステーションの事故の件は解決するのでしょうけど、2人のインプラントの件まで解決するのかどうかが気になりますよ。希望のある終わり方になってくれればいいですが。

ところで登矢はちょっとやさぐれたハラケンという感じでした。
そんな、ちょっとやさぐれた彼が地球から来た子達相手に段々丸くなっていくのがいいですね。デレですね。登矢とやりあった大洋がバディっぽくなっていくのが良いです。
登矢は違法行為も心葉と自分の命のためだし、ホント丸く収まっていただきたい。
美衣奈は割と自分勝手なアホの子ですが、心葉相手の失言を謝れたり、那沙さん相手にきっちり助けてもらったお礼を言えたりといい子だったかなと。
そして弟の博士はいいキャラでした。ちょっと博士肌な弟と自由な姉はフミエとアキラを彷彿とさせますな、…と思ったら博士の声はアキラの人なのか(^^;
那沙さんは子供が嫌いと言いつつ面倒見が良い人で子供に懐かれるのが分かります。
あんしんくん・主任は最初ロボかと思いましたよ(笑)

宇宙ステーションやガジェットのアイデア・描写が面白かったですよ。手にスマホ画面が投影されるスマートが発明ですねえ。実際やると手がつりそうな気もしますが(^^;
電脳メガネも出ていて、電脳コイルから続く世界なのだなあと思いました。(コイルが作中想定2026年で本作が2045年で、19年後の世界なんですね)
宇宙ステーション「あんしん」は瓦やカニがそのまま付いているのがちょいダサいですが、なんだか日本らしい気もしました。そしてまさかカニが活躍するとは!(笑)
ドローンのダッキーVSブライトはサッチーのキュウちゃんVS2.0の進化版という感じですね。
内装や隔壁が布とか柔らかいもので出来ているのがなるほどでした。
「Gのレコンギスタ」1話とかでも宇宙を登る軌道エレベーターの内部描写でワクワクしたものですが、宇宙ステーション内部とかやっぱりワクワクですね。無重力の世界、行ってみたいですねえ。
オニクロの簡易スーツが大活躍で印象深かったかと。着たくなりますね。目貼りすれば(問題はあれど)実際に宇宙に行けるのが凄いよオニクロ。

3話ラストで市長達と連絡出来てホッとしましたよ。いいところで区切りが付いてよかったかと。
事件のこととかAIのこととか大きな問題も残っていますが、後編が楽しみです。
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