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2021年11月04日17:45

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83章📿中国唐代の密教僧🌍恵果上人の初恋の人

極楽の宴でクラクラ宙返りしながら錦鯉と丹頂鶴に変身して魅せたぴかぴか(新しい)
12歳と7歳の美少年を楊貴妃は気に入り光るハート
玄宗皇帝の、9月の誕生日の宴にて、二人の美少年に幻術ショーをさせるため、後宮に呼びました。

後宮の、壇上の玉座に座している楊貴妃は、家令の潤一と女官たちを侍らせて

「極楽の宴では、あなた方の、不思議な幻術ショーに感動しました揺れるハート
凌周妖術師は、このような、立派な二人息子の弟子がいるなんて、幸せな父親ですね。」

「ありがたきお言葉に、感謝いたします。」

白鶴と青龍は、極楽の宴の時に、楊貴妃が落とした簪を拾って、二人でそれを持ち帰って
宝にしていたのを叱られると思い、覚悟して、楊貴妃に謁見していました。

「楊貴妃様、この世は、夢幻しです。
妖術は、実在の、あの世の霊人が、密教という修法を通じて、僕たちを使って奇跡を起こし、
あの世の霊力を、人々に見せているだけです。」

「僕は、父親の借金の肩代わりで、凌周師匠に買われた、賤しい孤児です。」

青龍は、凌周と白鶴とは、血の繋がりはないと言うことを強調して、簪を持ち帰った罪を、自分だけが被ろうとしました。

楊貴妃は、慈愛に満ちた目で、二人の美少年に語りかけます。

「私は、両親に売られた、異民族の血を引く、孤児です。
でも、自己卑下なんかした事は、一度だって無いわよ。だって、
愛されて、生かされていることに、いつも感謝しながら
一生懸命に生きているからです。光るハート
出会った人が、親切にしてくれた事は、一生忘れないし、
愛してくれてる人には、恩を返したいと、いつも思っているから、何があっても
頑張れるのです。
青龍?あなたも同じでしょうexclamation & question
血の繋がりはなくても、白鶴と青龍は、美しい兄弟なんですもの。☆☆

思春期の白鶴と青龍はぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
楊貴妃に、恋心を揺れるハート持っていかれましたハート(矢)ハート(矢)

この時から白鶴と青龍は、凌周から仕込まれている幻術を極める為に、密教を熱心に学び続け、
楊貴妃へのハイビスカス恋の大願成就にハート(リボン)命を使うようになるのでした。


一方
城木楊国忠は

「朝廷は舵取りを失って、ただ混乱するばかりだ。」

「仕方あるまい。決裁を仰がねば、先に進まぬのだから。」

「俊左相殿よ、良い機会だと思わぬか?

「どんな機会かな?

「李林甫首相の横領は、ここで終わるべきだexclamation
国忠は、怒った声で言いました。むかっ(怒り)

しかし、年若い楊国忠大臣が、感情的に話しても、二回り年上の俊左相は
冷静に聞いて、すぐには答えずに、沈黙していました。

「俊左相殿は、心根の優しい方ゆえ、欲深い人間の企みを理解できますまい。
李林甫首相は、飼い慣らせぬ犬の正体を、見破れなかったのだ。
華清宮襲撃の件に対し、李林甫首相は責任を取るべきだぁexclamation ×2」( ̄^ ̄)


一方
辺境の本陣では城

「安飛鳥大将軍、長安から報告です。
李林甫首相が倒れ、失脚するらしく、近々、朝廷の人事異動により、その後釜に
楊国忠が大権を握るそうです。」

「あの男の子がか?
あの美男子は、出世が早いなぁ。」

「その楊国忠が、大将軍に一役、買って欲しいそうです。
李林甫に引導を渡すために、力になっていただきたいとの事。」

「楊貴妃の七光りで出生した、あの成り上がり者め……」

安飛鳥は、面白くない顔をして言いました。

「大将軍exclamation今回は手を貸すべきでしょう。」

安飛鳥は、じっくり考えてから

「手を貸しても良いが……
その代わり、私の息子の縁談に、楊花花仲人に、一役、買ってもらう事としよう。」



つづく

⛩絶世の美女と言わせ続ける妖魔伝説王冠










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