mixiユーザー(id:19079154)

2021年10月03日21:11

33 view

「その道一筋」について

『「その道一筋」について』

二つのことをやって中途半端にするより、
一つのことに集中して取り組んだ方がいい、
という価値観があります。

あれこれ別な事を考えていては実を結ばず、
一つのことに専念しなくては、
本当の完成は見られないと言われれば、
もっともかもしれません。

簡単には身に付かない技術というのもあり、
それを身に着けるために、
別のものをすべて犠牲にして、
技術の習得のために身を捧げる人もいます。

そして、そのようにして身に着いた技術は、
確かに本物でしょうし、
逆にそのような修練を経ていないなら、
偽物だと疑われてしまいます。

その道一筋、という言葉は、
非常に効果的な宣伝文句です。

しかし、その道一筋ではないと、
全く値打ちがないのでしょうか。

私自身、社会に出てから、
何か一つのことに専念してきた訳ではなく、
どれもこれも中途半端にしたまま、
今に至りました。

今取り組んでいるいくつかの事について、
できるだけ良いことが出来るように、
可能な限りの努力はしたいとは思います。

しかし、与えられた環境の中で、
思うように経験が積める訳ではなく、
また、物覚えの悪さもあり、
なかなか進歩できず、もどかしいです。

その道一筋を極められなかった事で、
周囲と比べて、悔しい気持ちになる、
という事があるかもしれません。

しかし、考え方を変えることが出来ます。

それは、自分についての評価よりも、
相手の必要に答えることを第一にする、
という事です。

自分が誰からも評価されず、
かっこ悪いことしかできないとしても、
誰かの必要を満たすことが出来ればいい、
という価値観に立つことができます。

何が出来なくても、
どんなに格好悪いと思えても、
神様が私のことを良しと思ってくれるなら、
今与えられている中での精一杯を、
やろうという気持ちになれます。

自分が満たされる事よりも、
誰かが満たされる事を求めたいと思います。

そして、誰を満たすことが出来なくても、
私が生きていることが、
神様にとって喜びである事を、
忘れずにいたいです。

いつも読んで下さり、
ありがとうございます。

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する