・白い砂のアクアトープ《3》→《3↑》
2クール目はライバル水族館で働くことになり、俄然おもしろくなってきた!
1クールで終わったなら、がまがま水族館は閉館して、くくるたちは新たな道に進み、風花はアイドルの再出発というラストになったのだろう。
和気あいあいと家族のような小さい水族館から、利益第一のような大きな水族館に再就職した、がまがまの飼育員たち。
分業された大きい職場で、担当者はひたすらエサの小魚を包丁で切ったり、練り餌のように細かくする。水族館が魚を飼育するための施設であると同時に、エサになる魚を殺すというのも複雑な気持ち。たしかに、がまがまの時もペンギンに小魚を与えていたが、大きい施設ほど分業化が進んで、毎日同じ作業をする歯車の一つになってしまうんだなあ(実体験)。
希望とは違って営業に行かされた元副館長くくるは何でもこなせる分、周囲との軋轢を生み、かえって空回りする。直属の上司は案外机上のエリートで、突発的なことが起きたら右往左往する人間かもしれない(ベタな展開だが)。
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