なぜ勉強をするのか

どうして勉強をしなければならないの？と聞かれたら
勉強しないとバカになるから、なのだが
なぜバカだとダメなのか、わかりやすい言葉がない。

バカだと損するから

だから勉強しないといけない。
勉強して得た知能は、税金のかからない財産である。
そして勉強、中でも自分の図書代は経費にできる。
投資で言えば勉強ほど効率のいい資産はない。

金持ちになりたければ、勉強しろ。
本を読め。
計算をしろ。

全てが、バカだと損するからだ。

日本が高い教育を持っているわけではなくて
読み書きができてお上の意志が伝わる市民を作りたいのがまず1
（江戸時代は高札が読めないのだ）
国民一人一人の知能が高ければ国家資産が増えるが2。隠れGDPだ。
だから国は足し算引き算ができて、読み書きができれば十分。

ただし官僚教育には高等教育が必要だ。
頭のいい奴に制度を作らせれば、バカは従う。
だからバカは損をする。

バカは損をし、その子はまたバカで損をし、孫はさらにバカのまま損をし続ける。

ギフテッド、を支援するとどうなるだろうか？

さて本物のギフテッドな子供を見た人はどれだけいるだろうか？
モーツァルトやフォンノイマンが有名だ。
ギフテッドとは、偏っている人たちのことだ。
モーツアルトは変態である。スカトロマニアだ。
俺の尻をなめろ、と少年少女合唱団に謳わせる曲を作っている。
フォンノイマンは、言語能力と数学能力が高いが運動が全くできなかった。

フランスではギフテッドが行くような
高等官僚大学（大統領はみんなここ出身）があったが、
階級制だということで今度廃止される。

日本では何が起こるか
ギフテッドでもない凡庸な子供に下駄を履かせ
無理やり勉強させてギフテッド、に仕上げようとする
塾に騙されたバカ親であふれかえるのだ。

公立、私立の中高一貫校で起きているようなことが起こる。
子供が頭がいいのではなく、親がバカだと子供まで損をする。
これを教育虐待という。

ギフテッド学級に入ったから将来は東大で人生安泰、と
安心するバカ親になる前に、親がまず本を読め。
本物のギフテッドを見に行け。
簡単に頭をよくするためには、読書が一番だ。

バカの最初の一歩は、知らないことだ。
○○を知っている人は○○を知らない人より有利。
今は暗記量の多い人が暗記量の少ない人より有利ではない。
手元の板を撫でれば何でも調べられるから。

就職した時点で勉強をしなくなった大人は、いわば戻りバカである。



■突出した記憶力や数学力もつ「ギフテッド」　支援を検討
(朝日新聞デジタル - 07月12日 19:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6589032