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2021年06月16日21:22

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自宅で観た映画(ハードソルジャー炎の奪還、幸せをつかむ歌、ファースト・キル)

今回も3本レビュー行きます!
3本とも未見です。

6/14(月)
「ハードソルジャー炎の奪還」6 Bullets(2012年)
主演 ジャン=クロード・ヴァン・ダム 
監督 アーニー・バーバラッシュ 
この自宅で観た映画レビューも、ヴァンダム作品を結構やりましたが、
今回もまたもやヴァンダム!
劇場公開はされてるが未見で、スカパーの録画で鑑賞。
ヴァンダム演じるのは元傭兵で、人身売買で拉致された少年少女を救出するのを請け負う男。
過去のトラウマでヴァンダムは引退して、肉屋で細々と暮らしていたが、
彼の元に拉致された少女を救って欲しいという両親が訪ねて来て…
この自宅で観た映画レビューで今まで紹介されたヴァンダム作品は古めの作品ばかりだったが、
今回はわりと新しい方。
冒頭の人身売買組織のアジトへ客に成りすまし、そこで鮮やかな無双アクションを見せるヴァンダム。
このくだりはあの「イコライザー」を思わせる描写でもある(そこまで演出が凝ってるわけないが見せてくれる)
少年を救出したついでに、派手に敵アジトを爆破しまくったら、他に拉致されていた少女が巻き添えで、死なせてしまう。
ここから結構重いストーリー展開になる。少女の亡霊に悩まされるヴァンダム。
しかし、新たに来た依頼で、トラウマを克服し再び戦う。
派手なアクションなど見せ所はあるが、全体的には少な目。
この手のアクションものにしては内容重視で見せようとする。
人身売買の社会的背景もよく描かれていて、2時間近くは長いかなぁ?と思いながらも、
最後までしっかり見せてくれたのは良かった。
重いストーリーながらも最後はきっちり締めてくれるのもイイ。
思ってたよりは内容もよく出来ていて、これは面白かった!
2012年頃のヴァンダムといえば、落ち目になりつつあったが、この辺りで復活の兆しを見せたともいわれる。
アクションも若い頃と比べて劣る事もなく、上半身裸になるが体はちゃんと鍛えていて絞っているのが良い。
格闘シーンも今でも十分動きにキレがある!
そこを見習ってくれよ、セガールさん。

6/14(火)
「幸せをつかむ歌」Ricki and the Flash(2015年)
主演 メリル・ストリープ 
監督 ジョナサン・デミ 
この自宅で観た映画レビューは、アクションSFホラーサスペンス系の映画中心だが、
たまには人間ドラマの映画を。
あの大物女優メリル・ストリープ主演で劇場公開されてるが未見。
彼女が主演してるわりには、あまり話題になっていなかったような?
劇場公開された時にも観に行こうか?と思ったのもバンドマンが主役だったのが大きい。
夫と子供たちを捨て、ロックミュージシャンになる夢見て、貧乏ながらもライブハウスでライブをし続けるメリル演じる主人公。
ある日、実の娘が夫に捨てられ自殺まで悩んでいると、元夫から電話があり急いで娘に会いに行こうとするが…といった話。
家族を捨ててまでもバンドマンとして生きる道を選んだ主人公。
バンドなんかに興味ない人には分からない事かもしれないが、私には凄く共感する。
そういう私もかつては、ロックバンドでライブハウスに出続けて、本気でプロを目指した事があった。
そんな私は、独身で捨てるものが無かったが自分のやりたい事をやり続けられるのは羨ましくも思う。
自分が一緒にやったバンドのメンバーには、嫁と子供がいながらもバンドをやった人(後に引退したけど)もいれば、実際にプロデビューした人もいるし、今でもライブハウスに出続けてる人もいて様々。
自分はやめちゃったけどね。
人それぞれだが、この映画の主人公の元夫は見るからに金持ちで裕福だし、子供が3人もいるのに、貧乏暮らしでロックをやり続けるのは?
それが彼女の生きざまなんだと思う。
この映画を観て思うけど、世間的にどう思われようとバンドをやり続けらる姿は、逆に羨ましく思ってしまう。
娘役を演じるのは、メリルの実の娘メイミー・ガマーが演じてる(若い頃の母親に似てるところはある)
また、キャストで凄く注目だったのはバンドのメンバーに、リック・スプリングフィールドが出ている!
懐かしい。
昔、洋楽を聴き始めの頃、彼の曲はよく聴いていた。
久々にリックを拝見したが、今でもカッコいいい♪
面白かったシーンで、メリルと娘がカフェで言い合いになってる所で、ちょっかいをしてくる親子がいて、メリルが子供の名前を聞くと、「ジャーニー」と親が答えるのを聞いて、「良い名前だ!」と答えるシーン。彼女が言うにはあのバンドの事で、
「ジャーニーは偉大なバンドだ!」と言うのには笑ってしまた(確かにそうである)
監督があの「羊たちの沈黙」などで知られるジョナサン・デミ。
やはりドラマ展開的にも面白く見せてもらった。
ラストの息子の結婚式で、バンド演奏するシーンで締めくくるのは心憎い程に感動させられた。
いつもと違う、ロックミュージシャンなメリル・ストリープの役が今までにない新鮮なキャラで、そういった所は流石だと思った。

6/16(水)
「ファースト・キル」First Kill(2017年)
主演 ヘイデン・クリステンセン ブルース・ウィリス 
監督 スティーヴン・C・ミラー 
「未体験ゾーンの映画たち2018」で劇場公開されてるが未見。
学校でいじめられてる息子との時間を作ろうとして、故郷の田舎町に行って親子で鹿狩りをしてる時だった。
2人の強盗が金の分け前で言い争い、銃を撃ってしまう現場を目撃してしまう。
それに気づいた強盗は親子に襲い掛かるが、父親が正当防衛で射殺して遺体を見ると、警察バッジを持った警官だった…

主役がスターウォーズep2と3でアナキン・スカイウォーカー演じたヘイデン・クリステンセン。
久々に拝見したが、あまり老けてなくて若く見える。でもアナキン役で注目を浴びたけど、それ以降はあまり役に恵まれてないようでB級作品が多いようだ。
ブルース・ウィリスは主役ではありません。
未体験ゾーンの映画で多いんだよね、ブルース・ウィリスを主役のように見せて実は客寄せパンダで配役されてるだけの作品。
ブルースは脇でも本作はまだ出番は結構あるからマシな方。
いじめられっ子の息子を慰めようと鹿狩りに行った父親が、強盗の仲間割れ事件に巻き込まれてしまう内容。
率直な感想も可もなく不可もなくか?
だいたい展開は読めるし、それほど展開に面白みがない。
強盗の黒幕もアノ人だったのも読めてしまう。
この設定も無理矢理過ぎるような?
強盗グループが警官3人と民間人1人というのも、「どういう繋がり?」の説明もないし、強盗の民間人が息子を拉致するが実は凄く良い奴だった。
その強盗が、いじめられてる息子の良き相談相手になっていて、どこか頼りない父親より良い事を言うんだよね。
結局は、いじめられっ子が暗黒面に堕ちずに立ち直る内容だった。
その父親であるアナキンことへイデンより、強盗の方が父親として役割をなしていた皮肉な内容にも思えた。

次回も3本レビューします。
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