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2021年04月20日07:54

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ブータンシボリアゲハ調査報告講演会

4月18日13時半から瑞穂町けやき館で、10年前に行われた調査に関する講演会がありました。コロナ禍で参加者が制限され対策も行われた講演会でしたが、40名程の参加者がありました。その中には大村さんの姿もありました。
講師は進化生物学研究所の山口就平さん。東日本大震災の年の8月に調査が行われることになったので、NHKからも3名同行し10月にスペシャル番組として放映されました。私はこの番組を見ていたので参加することにしたのです。
ブータンは植物なども含めて、昆虫の標本も持ち出しができないので、写真などで記録したとのことで、多くの写真を見せてもらいました。ブータンの国王夫妻が訪日した際にチョウの標本が二つプレゼントされたということで、会場にもその一つが展示され写真を撮ることができました。非常に貴重な標本を見られるとは思っていなかったのでとてもうれしかったですね。
ブータンシボリアゲハは外国人が入れない東の端のエリアにいるので、発見が遅れたとのことでした。短い調査期間の中で、交尾、産卵など見られたのもラッキーだったと言います。
卵は塊で重なるように産み付けられるので、寄生蜂の被害を防いでいるのかもしれない。
食草はウマノスズクサで常緑のものだそうです。この卵を現地の人に育ててもらったが、サナギにはなったが、羽化しなかったそうです。
貴重な標本と交尾、卵塊をアップします。
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