緑の党

ドイツの環境政党・緑の党は、４月１９日アンナレーナ・ベアボック共同党首を、今年９月の連邦議会選挙での首相候補に選んだ。緑の党の支持率は、現在第２位。メルケル政権のコロナ対策の失敗により、保守政党の支持率が急落しているため、選挙で緑の党が躍進し、初めて首相を輩出する可能性も浮上している。

「ドイツは大きな底力を持っています。政治を変えることによって、このパワーを解き放ちましょう」。緑の党初の首相候補に選ばれたベアボック共同党首（４０歳）は、こう言って党員たちのさらなる団結と奮起を求めた。

CDU・CSUの体たらくの前に、いま「変化」を望む国民が増えていることは、事実だ。