下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【24】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977236645&owner_id=5019671
mixi日記2021年03月16日から
テーマサイトは下記。
【「方法」と「しかた」の違いについて】2021/02/22
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12222107.html
===========引用開始
日本語を勉強中の中国人です。「方法」と「しかた」の違いについて教えていただけませんか。
===========引用終了
だからさぁ。
こういう質問のしかたでは解決しないと思うよ。
コメントを回収する。
この質問の「しかた」(「質問の方法」はほんの少しヘンな気がします。「の」を消して「質問方法」ならマシですかね)では回答するのはたいへんです。
以前の質問に書いたとおりです。ご理解いただけてないのが残念です。
【「提携」と「連携」の違いについて】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12200714.html
状況によって違ってくるので、もう少し具体的な例をあげてもらえませんか。
類語の比較は下記の類語辞典を見ることをおすすめしたのですが、ご覧になりましたか?
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/14733/meaning …
===========引用開始
仕方/方法/手段 の使い分け
1「仕方」は、目的を達成するために行う行動の内容をさすのに対して、「手段」は、この行動に必要なものを具体的にさす。「方法」には、両方の意がある。
2「通勤の□」という文でくらべると、「通勤の仕方」は、家を出てから会社に行くまでのすべての行動が含まれるが、「通勤の手段」では、「手段」には行動のための道具の意しかないため、電車とかバスとかの交通機関をさすことになる。
3「方法」が、「仕方」と同じ意で用いられた場合には、「仕方」よりもきちんと理屈の通った方式という意が強く出る。
===========引用終了
うーん。これではわかりにくいですね。
1「仕方」は、目的を達成するために行う行動の内容をさすのに対して、「手段」は、この行動に必要なものを具体的にさす。「方法」には、両方の意がある。
とはどういう意味でしょうね。「方法」のほうが意味が広そうなので「方法」を辞書でひきます。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%96%B9%E6%B …
===========引用開始
ほう‐ほう〔ハウハフ〕【方法】 の解説
1 目標に達するための手段。目的を遂げるためのやり方。てだて。
2 哲学で、真理に到達するための考えの進め方。
→手段[用法]
===========引用終了
うーん。かなりヒドい記述ですね。でも、こういう基本的な言葉はこんなものかもしれません。実際の使い方で違ってきますから。
「2」の意味は考えないことにします。
「方法」の意味は2つあるようです。
1)目標に達するための手段
2)目的を遂げるためのやり方
これのほうが、↑の類語辞典より少しマシかもしれません。
1)の「方法」はたいてい「手段」にできますが、「しかた」にはしにくいでしょう。
【例】
○目標を達成する方法/○目標を達成する(ための)手段/△目標を達成するしかた
○金庫を破壊する方法/○金庫を破壊する手段/△金庫を破壊するしかた
ただし、個人的には1)と2)を厳密に分けるのはむずかしい気もします。
「しかた」は漢語調のときには使いにくいだけでは、という気がします。
↑の例も和語?を使って「目標のかなえ方」(これは少しヘン?)、「金庫の壊し方」ならおかしくないでしょう。この場合は「しかた」の「し」のところに具体的な動詞が入ります。
ただ、これもケースバイケースです。
「質問(の)方法」、「質問のしかた」
「回答(の)方法」、「回答のしかた」
なら、どちらもおかしくないでしょう。
和語?を使って、「聞き方」「答え方」にもできます。
さて、質問者がもともと考えたのは、どんな例文なのでしょう。それがわかれば、もう少しわかりやすい説明(の)方法(説明のしかた)があると思いますが。
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