民衆の歌

♪若者たちの歌が聴こえるか 光求め高まる歌の声が 世に苦しみの炎消えないが どんな闇夜もやがて朝が〜東京・たまＦＯＬＫ例会で、若い友人に「レ・ミゼラブル」の劇中歌、民衆の歌（市民革命の音楽）をリクエストして歌ってもらった。（感動）

ミュージカルでは、フランス七月王政打倒のため1832年に蜂起（六月暴動）したパリ市民が政府軍と衝突する場面で歌われる。また、2014年香港反政府デモ（雨傘革命）、2019年のイラクの反政府デモほか、マリノスのサッカー試合前に横浜で、2019年-2020年香港民主化デモで若者たちによって歌われた。

『レ・ミゼラブル』（フランス語: Les Misérables）
ヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆したロマン主義フランス文学の大河小説。
1本のパンを盗んだことをきっかけに、19年間の監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描く作品。
ナポレオン1世没落直後の1815年から、ルイ18世・シャルル10世の復古王政時代を経て、七月革命後のルイ・フィリップ王の七月王政時代の最中の1833年までの18年間を描いており、さらに随所でフランス革命、ナポレオンの第一帝政時代と百日天下、七月革命とその後勃発した六月暴動の回想・記憶が挿入される。当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景として詳しく記載されている。