mixiユーザー(id:17515094)

2020年11月23日21:38

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ガンプラ一強

とある美少女プラモデル専門モデラ―曰く。
模型界隈がガンプラ一強になってしまったのは、メーカーがユーザーに向き合ったキットをちゃんと出さないからだ、とかなんとか。
まぁ、言いたい事は分かる。

最近のガンプラはとにかく作りやすい。
最低ニッパーがあればキットを組み上げる事が出来るし、塗装どころか最低限のシール貼りだけでパッケージングの見本と同等のものが組み上がる。
ジョイント各部の精度も高く、互換性を高めるため3mm穴で統一しているので簡単な改造も気兼ねなく楽しむことが出来る。
ガンプラばかりを組んでいると当たり前に感じるようになってしまうのだが、これって実はすごい事だったりする。

戦車や自動車、旧キットと呼ばれるガンプラを組んだ経験があれば分かるのだが、模型をただ組むだけでも多くの道具と技術が必要になる。
素組をするのにも接着剤は必須。
凹凸の精度が悪いとドリルで穴の拡張をしたり凸部を慣らすのにやすり掛けが必要になる。寸法を確認するのにノギスや直尺も必要だ。
やっとの思いで完成しても見本との差はあまりにも大きい。見本の物は塗装されている場合が多いのだ。
これでは新規の人がいつかないのも無理はない。

最近では自動車でも楽プラと言う作りやすいキットが出た。
ロボット系やモデル系の模型も塗装なしで高い完成度を誇るものが増えてきた。
とは言えガンプラを筆頭にしたバンダイのキットは価格に対して精度がかなり高く、何よりバリエーションも豊富なので頭一つ抜けた状態であるのは間違いない。

ジャンルやスケールによって価格勝負は難しいだろうが、ユーザーが自身のレベルで作るキットを選べるくらいの事が出来る様にならないと、ガンプラ一強の牙城を崩すのは難しいかもしれない。

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