また凄い映画を観てしまった。
この映画は私が生涯で一二を争うほど感動したあの『クローバーフィールド』の正統派続編、いや前日譚である。
しかも製作費が嵩んだために劇場公開が出来なかったという作品である。
それがどういうわけかDVD化はされていて昨日、運良くレンタル店で発見することができたというエピソード付きだ。
そして今作も前作同様にこの上もないほどに私を感動させてくれた。
私には世の中の人たちに紹介したくてたまらない映画がいくつかあるが、その多くはSFであり、センスオブワンダーに溢れた作品である。
『ほら、これよ、この凄さがわかる?わかってよ!』と言いたくてしょうがなくなる作品である。
ずっと昔に観た『魚が出てきた日』では核爆弾を落として行方不明になったものを探す乗組員とそんなことは知らずにのんびりと暮らす離島の住人とリゾート客たちの対比。
『クローバーフィールド』ではあり得ない怪物の出現によってパニックになる人々。
そして今作では素粒子実験をする宇宙ステーションのモニターでも肉眼でも地球がなくなってしまうところから始まって、居るはずのない人間が突如現れてあったはずの腕が無くなったりする。
大変なことが連続して起こる緊迫感が素晴らしい。
忘れていたが『クローバーフィールド』も今作品もあのJJエイブラムスが製作を担当している。
やはりこの人は最高だ。
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