でも生き生きさはある

　日曜日。
　今日もごはん関係以外で家を出ることなく、引きこもり状態。
　お昼は下北沢でラーメンを食べようと考えていた。
　けれども、コロナで人が少なくなっているという渋谷の街を観に行きたくなったので、お昼を食べに渋谷に行く。

　そして、驚き。
　普段は新宿以上に人が多い渋谷はゼロというわけではないが、人が少なくなっている。
　渋谷で最も人で埋め尽くされている通り、元センター街通りで今はバスケットボール通りと言われている所なんて、スムーズに前進することができた。
　渋谷の街でこんなに歩くのにイライラしないということがあり、気楽に歩ける状態が起きるとは思っていなかった。
　やはり、コロナの影響で外出を禁止されている影響である。
　でも、これだけ、人が少ないのだから、今だったら、渋谷に来てもコロナになる可能性は低いと思う。

　一旦、アパートに帰り、夕方、夕飯を買いに近くのスーパーに行く。
　近所にある広い公園を通っていく。
　公園は広いとはいえ、人が多く来ているので、ちょっと密集状態かなと感じた。
　みんな、家に一日中、籠っているのがつらいだろうな・
　でも、みんな、マスクをして公園に来ているので、決して油断をしているというわけではない。

　コロナという危険なものが蔓延している中、子供達は動きまって遊び、ジョギングをする人、会話をしている人、とたくさんの人達が公園の中で何かをしていた。
　そして、その人達からは生き生きしているものを感じた。
　それは、今が恐怖となっている状況を忘れている怖くない、いや、そんな状況ではないいつもと変わらない状況だよと思っているような気がしてくる。
　そう感じるのも、公園にいる人たちがここで楽しいことをしているからである。
　だから、生き生きさを感じてしまうのかもしれない。
　そして、そんな光景を見ていたら、コロナ問題ももうすぐ解決するのではないかという気になってくる。
　いや、きっとなる。

　おかげで、気力を得ることができた。
　たまたま通り道で来たという形だが、夕方、公園に来て良かった。