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2020年04月18日19:40

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無言歌は続く

 予報通りの雨が降った 相当降ったようだ これでアスパラもよく出ることだろう 玉ねぎの加水もできた 自然は別の意味でありがたいものだ

 今宵の音楽は  チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74《悲愴》
 演奏: レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮: エフゲニ・ムラヴィンスキー
 プラチナCD再生機用ディスク 1960年に西側演奏会の折録音されたようだ 演奏は星の数ほどではないけれど 数多ある どれを持って名演奏とするかは好みが分かれるだろうが カラヤン ベルリン・フィル (71年,EMI盤)盤  まさに悲愴の録音史上空前絶後の そして最大にして最高の大名演であり これを凌駕する演奏を見出すのは難儀かもしれない この演奏をきくと カラヤン とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がいかに凄いか といふことがわかる 好き嫌いを別にして この演奏に接する機会があることは音楽を聴くものには嬉しいことであると思ふ

 今宵二枚目は チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』全曲

 ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
 ロバート・デマイン(チェロ)
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

 SACD Hybrid セガレたちにはまだ到達できぬ領域かな 『眠れる森の美女』は『白鳥の湖』に続く チャイコフスキー2作目のバレエ音楽で1890年に初演 チャイコフスキーのバレエはシャルル・ペローの童話をもとにしている モチーフのプロローグが30分くらい 全部で三時間か 

 夕方雨が上がって晴れたら 早速蜜蜂さんが飛び出していた 予報のような強風が吹かなかったので一安心だ

  よく見る夢 Paul Verlaine, Mon rêve familier (1866)

 胸をつくような奇妙な夢を ぼくはよく見る。
 それは ぼくと愛しあう見知らぬ女の夢
 そのひとは 会うたびに全く同じでもなければ
 全く別人でもなく ぼくを愛して理解してくれる

 そのひとがぼくを理解してくれるから
 そのひとの前でだけ ぼくの心は透き通り
 そのひとの前でだけ ぼくの心の悩みもなくなり
 そのひとだけが 青ざめた額の汗を涙で清めてくれる

 茶髪か金髪か赤髪か? それは知らない。
 名前は? 甘く美しい響きだったことは覚えている
〈人生〉に追放されたあの恋人たちの名前のように

 そのひとの眼差しは 彫像の眼差しに似て
 そのひとの声は 遠くて穏やかで厳かで
 消えてしまった懐かしい声の調べを思わせる

 
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