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2020年01月03日23:03

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J-CULTURE FEST 2020&渋谷駅の銀座線新ホーム供用開始

今日は午前だけ仕事で午後は半休だったので、東京国際フォーラムで毎年1月2〜3日に開催されている「J-CULTURE FEST」に行ってきました。日本文化と正月に触れるというコンセプトのイベントです。
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地下1階の広場ではジオラマなどの展示が行われていて、ここは毎回展示内容が変わり、以前は日本各地の城の模型が展示されていたこともありました。今年は令和最初の正月ということで「令和の初春『梅花の宴』」という展示と、オリンピックイヤーということで「平安宮廷スポーツスタジアム」という展示が行われていました。
ここでは、平安時代のスポーツということで、蹴鞠やゴルフに似た打毬楽、馬術などの展示も見ることができました。
鞠やそれに使う靴の「鞠沓」の実物大のものや、一部の人形は実物大で展示されていることもあって、よりリアルに分かりやすく平安時代のスポーツを知ることができるのがいいですね。
次いでその下のホールで行われている正月テーマパークに移動。
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昼食をまだ食べていなかったので、まずは帝国ホテルのブースで各地のお雑煮を食べることにして並びました。今年は北海道、新潟、東京、京都、鹿児島の5種類と帝国ホテル創作の洋風2種類(味噌クリーム、ブイヤベース)が売られていて、せっかくだからあまり馴染みのない地方のものを食べてみようと思い、鹿児島のものを注文。具材に海老と椎茸と豆もやしを使うのが特徴で、餅は西日本標準の丸餅になります。
混んでいたので座る場所を探すのに苦労しそうでしたが、たまたまお一人様が席を立ち「空きますよ」と言われたので、ここに座らせてもらいましたが、4人テーブルで女性グループに囲まれ、しかも長い髪をマフラーに挟んだしまい髪の仙台の怖いお姉さんもとい杏or芳根京子みたいな人(もう一人は男の娘ユーチューバーのぎんしゃむみたいだった)がいるという緊急事態発生(汗)。酔っぱらいの爺さんと相席だったりすると新年早々おみくじで凶を引いたような気分になりますが、これは吉以上ですね。何を食べていたのかは確認する余裕もありませんでしたが、できれば感想を聞きたい(以下略)。
帝国ホテルのブースの隣には角打ちのブースがあって、酒を色々試飲できましたが、時間が遅かったためかおつまみ関係が全て売り切れで酒しかなかったこともあり、結局スルーしてしまいました。
そして、匂い袋作りなど工芸関係のワークショップのブースもあり、こういうのを作ってみるのも面白いかもと思いましたが、結局見ただけです。
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花の形の髪飾りは非常に美しいだけに、もらってくれる人がいれば買ってプレゼントしたいところでしたが、あいにく買っていません。
また、毎回「初詣体験」というハリボテの神社があるのですが、こういうハリボテにお参りするのだったら、より身近な場所にある本物の神社にお参りした方がマシなのにと思ってしまうのは、私だけでしょうか?
次いで見た城に関するブースでは、墨絵師が描いた屏風が展示されていて、これがなかなかかっこよかったです。
また、戦国時代や武将に関する歴史書籍の販売が行われていたほか、その著者の「れきしクン」こと長谷川ヨシテル氏のトークショーも行なわれていたので聴いてきました。
最後は縁日を再現したブースを見て会場を後にしました。
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Jカルチャーフェストを見終えた後は銀座方面に移動しました。
銀座には数寄屋橋の上など銀座の街全体を囲むように高速道路があり、これは「東京高速道路KK線」と呼ばれる道路ですが、元日付けの新聞記事で「2030年に廃止」という衝撃的なニュースが飛び込んできました。首都高の日本橋付近地下化などの事業に伴い道路が付け替えになるため、この絡みで役目を終えることになりそうだとのことです。

「銀座の高架道路 廃止へ 30年にも 跡地に空中公園」
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020010190070522.html

首都高のネットワークとほぼ一体化していますが、民間企業の「東京高速道路株式会社」が運営する道路で、川を埋め立てた上にビルを作ってその上を道路にして、埋め立て時に東京都との間で道路を無料開放する取り決めを行なっていることと、修繕費等は全て高架下のビルテナント料で賄えているため通行料は無料で、この区間だけしか走らないなら料金はかかりませんし、首都高→KK線→首都高というルートを通る場合も乗継券を発行しているので一旦高速を降りたことにならないシステムになっています。
この道路に対する感じ方は人によって様々なようで、私なんかはこうやって下から見上げることの方が多いので銀座を周回する高架道路としてのイメージが強いのですが、東海道新幹線をよく利用する人だと、東京駅到着直前に新幹線と並走している道路として認識していることが多いようですね。
高速下の商業施設はここだと、数寄屋橋より南側は「銀座ファイブ」、北側は「西銀座デパート」という名称ですが、実はこれら商業施設は元々川だった場所ということもあってか正式な住所がありません。店の案内などを見ると「銀座西5丁目」とか「銀座9丁目」(正式には8丁目までしかありません)という便宜的に架空の住所をつけていることもありますが、公的な文書だと「銀座〇丁目〇番〇号地先」と記載されていますね。
銀座ファイブのほうには昔「ハンター」という中古レコード店があったのですが、かなり昔にCDの探し物をしていて「あの店に行けばあるかも」と思って足を運んだら、倒産したか何かで急に閉店してしまったとのことで店がなくなっていたということがありました。
また西銀座デパートのほうは、かなり前に某店の大きな猫もとい橋本愛or筧美和子or丘みどりみたいな人が昼間に働いている店があると聞いていましたが、多分今はもう働いていないと思います。
ちなみに西銀座デパートの入口にはサンリオショップがあり、各年の歴代のハローキティのイラストが掲示されていましたが、2010年版はキティちゃんが何故かうさ耳をつけていて、長州力ばりに「猫なのかウサギなのかはっきりしろ!」「どっちなんだ!どっちなんだコラ!」と突っ込みたくなりますね。
また、体長166cmの大きな猫の生年1986年、体長162cmの大きな猫の生年1987年(学年はともに同じです)のものだけ異様にシンプルな感じがするのは、この時代のトレンドだったのでしょうか?
東京高速道路の廃止まではあと10年ほどあるし、廃止後は道路跡を公園にするとのことなので、これら商業施設自体は存続するはずで解体になる予定はありませんが、これから銀座の風景がまた様変わりする可能性がありますね。
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Jカルチャーフェストや銀座の高速下を見終えた後は、銀座線で渋谷まで移動しました。
年末年始に一部区間を運休して渋谷駅のホーム移転工事が行われていましたが、ようやく完成し今日から新ホームで銀座線の通常運行が再開されたので、その様子を早速見に行ってみました。
銀座線は表参道を過ぎると渋谷駅手前で地上に出て、今までだとしばらく高架を進んでから東急百貨店東横店西館の3階にホームがありましたが、新しいホームは表参道寄りの明治通り真上に移設され、今度はトンネルを出るとすぐに渋谷駅のホームがあります。
また、今までは降車ホームに到着した後にマークシティ下の引き上げ線に入ってから折り返していましたがこれからはホーム上で直接折り返すようになり、これに伴い駅手前に上下線を行き来するポイントが設置されましたが、トンネルを出てすぐにホームなので地上に出る前のトンネル内にポイントが設置されました。
新しいホームは今までとは比べ物にならないくらい広く、M字型のアーチ状の屋根も近未来的なデザインがいいですが、その一方で今まで長年使われてきたホームがなくなるのは寂しさも感じますね。
そして現在はホームドアがありませんが、追って設置される予定なので、ホームドアがない状態の新ホームが見られるのはわずかな期間のみということになります。
降車時の進行方向前方の改札は「スクランブルスクエア方面改札」という名称で、その名の通り改札を出るとすぐに先日オープンしたばかりの渋谷スクランブルスクエアに直結しています。
旧降車ホームは、今のところほぼそのままの状態で新改札口からの通路に変わっていますが、車庫へ向かう線路は1本残してあるけどここを電車が通ることは少なくなるし、旧乗車ホームのほうは完全閉鎖されてしまいました。旧ホーム跡に今までの案内類は一応残ってはいるけど、改札口が撤去されたりで殺風景な様子になってしまいましたね。
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そして、銀座線の旧ホームは一足先に営業を終えましたが、東急東横店も3月をもって完全閉店となり解体されます。跡地は渋谷スクランブルスクエア2期工事で新しいビルになるので、このアングルで銀座線の旧ホーム跡と東急東横店が撮れるのも今だけということになりますね。
また、旧改札口から階段を下りたところの床は、昭和の面影を残した古風なデザインがいいですが、当然間もなく見納めになります。
そして、東横のれん街へと続く階段も古風な感じがいいですが、これも間もなく過去のものになろうとしています。
↓また、銀座線の渋谷駅の昔の様子が映っている昔の番組の動画をYouTubeで見つけました。

「まんがはじめて物語 地下鉄」(1981年3月)
この当時走っていた電車は全てオレンジ色の車両でしたが古い車両の中には戦前製のものまであり、両端先頭車は当時の中堅であった2000形で統一されていたはずですが中間車は色々で、この動画中に映った車両も中間車に当時比較的新しかった1500N形もあれば、片開きドアの古い車両もあり、特に後ろから2両目に映ったものが戦前製の1200形か戦後すぐ製造の1300形と思われる最古参のもので、新旧詰め合わせのような凸凹の編成が多かったのですよね。
特に古い片開きドアのものは、01系1次車が出揃った1987年頃までに全廃されたと思いますが、私が子供の頃に上野広小路駅ホームが見える松坂屋の地下で電車を眺めていると、残り少なくなった特に古いごっつい車両の入った編成がたまに来て、これを見つけたときは何故か嬉しかった記憶があります。
その後は一旦駅の外に出て、外から東急東横店と銀座線の高架を撮影したほか、ハチ公前広場にぬいぐるみのハチ公が並べて置いてあるのも撮影しました。
これを撮っている人が結構沢山いましたが、残念ながらマナーの悪い人が非常に多いのが鼻につきましたね。
その後は旧乗車ホーム側の改札跡を撮影しました。先週までは当たり前のように稼働していた券売機がなくなってシートで覆われているし、改札口とホームに向かう階段は鉄板で完全に覆われ、ここから中の様子を伺うことはもうできません。
定期券売り場も机が残っているけど、係員も乗客もいなくなり殺風景な状態ですね。
ここで旧改札横の神戸屋キッチンをふと見たら、今まで平日は7:00〜21:00、土休日は7:30〜21:00まで営業していたのが、年末年始の時短営業を挟んで明日4日より、9:00〜20:00に営業時間が短縮されるほか、モーニングセットも廃止になるとのことです。
銀座線のホーム移転に伴い人の動線が大きく変わることになりますが、ここには他に店がないため、わざわざこの店に行きたいとならない限りこの場所に近づく人もいなくなることでしょう。利用客の減少を見込んでの営業時間短縮なのは明らかだし、今までだったらもっと混んでいたと思われますが、今日のこの時間も客は少なかったです。
そんなことを考えていたら急にこの店に入りたくなってしまったので、入ってパンを2個買いました。一つは「じゃがバター」でもう一つは「パイCHU」という今年の干支に因んだ商品と思われるチョコレートのパイです。
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旧改札口の券売機が見える窓際で食べましたが、食べている間もわざわざ写真を撮りに来たとかそういう人でない限り通行人はいないようで、店の中も外も非常に静まり返っていました。おそらくこの店も3月の東急東横店全面閉館と運命を共にすることになるはずですが、今後渋谷で移転再開とかはしないのでしょうかね。
帰りは渋谷で飲んだりとかも考えたのですが、明日は仕事なので結局まっすぐ帰りました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5109865.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5110222.html
(3)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/5110571.html
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