小泉進次郎衆議院議員38歳と滝川クリスタルさん41歳が結婚するようです。妊娠していると言う報道もありますがどうだろうか。小泉進次郎衆議院議員のお父様のお話ですが、カンボジアPKO活動中に発生した文民警察官の殺傷事件は覚えていますか。
自衛隊派遣の継続か撤収かを巡り世論を二分する論争が続いていました。宮沢内閣の郵政相だった小泉さんは「PKOに汗は流すが、血を流してもいいということではなかったはずだ」と発言していました。
小泉さんは記者会見で「深刻な状況になっている。国会では血を流してまで国際貢献していくというという結論には達していない。撤退も選択肢だ」と撤退論を叫び、大きな波紋を広げたのです。
カンボジアPKOに参加している自衛隊に文民警察官や選挙監視要員の警護の任務を与えるという政府の方針にも「自衛隊に警護する任務はない。警護することは今までの国会の議論とは違う」と噛みついたのです。
畠山防衛局長は衆院内閣委員会で、選挙監視要員が自衛隊の車両で移動する際には「自衛隊員が武器を所持していくのが原則」と事実上、選挙監視要員を警護することもあり得るとの見解を示していたのです。
しかし、小泉さんは「自衛隊であろうと文民警察であろうと、戦闘状態のところに行くという想定はしていなかった。戦闘状態を前提に対策を練ろうとか、自衛隊に何かをさせようというのは間違っている」と政府が自衛隊の活動範囲を拡大していく流れを懸命に抵抗していたのです。
小泉さんは当時「憲法がある以上、日本は軍事的には一国平和主義だ。これが国際社会に通じるのかどうか、戦後50年かけてきた日本の生きかたの実験なのだ」と外務省主導の路線を強く警戒していたのです。
その小泉さんが官邸に入った途端に、アメリカの圧力か外務省の描くシナリオかわかりませんが、戦時下で初の自衛隊派遣を進める立場になったのです。首相に就任した小泉首相にとって、世論の支持と対米関係強化は政権維持の生命線だったということです。
小泉首相は外務官僚が主導するシナリオで動き、官僚はアメリカの圧力で動き小泉内閣への高支持率を自衛隊派遣に向けた追い風に最大限利用したのです。小泉さんの信念はどこにあるのでしょうか。郵政民営化で御国の大切な財産も外資に流れてしまいました。今、小泉さんの良いところは原発に反対しているところでしょうか。
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