mixiユーザー(id:1417947)

2019年05月29日18:33

77 view

衆参同日選挙・・・

 昨日は、午後、関係する団体の総会がありました。
 総会の後の講演会にも出ていたので、午後4時頃まで掛かりました。
 夕食後、ネット上での集まりもあったので、日記などは休みました。

 今年は、参議院議員選挙の年ですが、ここのところ衆議院を解散して、
 衆参同日選挙を行うのではないかとの噂が流れています。
 衆議院の解散は、一度噂が流れると中々止められないとの話がありますので、
 可能性は高いのではないかと思っています。

 衆参同日選挙は、過去に2回行われています。
 1980年6月22日の第二次大平内閣の時の、いわゆるハプニング解散と
 1986年7月6日の第二次中曾根内閣の、いわゆる死んだふり解散です。
 ハプニング解散の時は、選挙期間中に大平正芳総理が亡くなりました。
 両方の同日選とも自民党が圧勝していますが、
 衆議院議員選挙はまだ中選挙区制の時でした。
 小選挙区比例代表並立制が導入されたのは1994年ですから、
 小選挙区制での衆参同日選挙はこれまでありません。

 僕は、同日選挙には反対です。
 国民は、選挙によって意思を表示する以外、手段がありません。
 意思表示は、なるべく回数が多い方が良いと思っています。
 現在の衆議院議員の任期は、2021年10月21日ですから、
 今年参議院議員選挙を行った後、2年ほどの間に衆議院議員選挙が行われます。
 しかし、同日選挙を行った場合、次の国政選挙は3年後の参議院議員選挙になってしまい、
 3年間は意思表示が出来ない事になります。
 同日選挙で与党が勝てば、その後何をされるか分からなくなるような気がします。

 昨日、トランプ大統領が帰国しましたが、
 懸案の日本とアメリカの貿易交渉について
 「日本との交渉では、すばらしい進展がある。農業、牛肉は特にそうだ。
  7月の日本の選挙まで待つが、大きな数字を期待する。」とツイートしています。
 牛肉や農業などでアメリカに譲歩すれば、
 自民党にとって重要な支持層である農業票が離反する懸念があるので、
 参院選後に先送りする事は、安倍政権にとっては大きな利益になります。
 日本は大きな借りを作った訳ですから、
 貿易交渉も大きく譲歩せざるを得ないのでしょう。
 選挙後に交渉が妥結し、日本が不利になっても、国民は批判する術が無くなっています。
 増して衆参同日選挙では、更に先になってしまいます。
 国民はその内に忘れてしまうだろうと、安倍総理は甘く見ているような気がします。

 現段階で、野党側の選挙体制は、参院選の1人区での野党共闘も全部は整ってはいません。
 衆議院議員選挙は、候補者選びの段階なのではないかと思います。
 その辺を見越して、与党側が同日選挙を目論んでいるのでしょう。
 しかし、選挙は水物ですから何が起こるか分かりません。
 特に、最近の選挙は、大きな流れが当落を左右する傾向があります。
 農業関係者も選挙後の日本とアメリカの貿易交渉の結論が見えていると思いますので、
 そんなに与党支持でまとまらないような気もします。
 与党側の驕りが、墓穴を掘る事になるのではないかと、
 かなり希望的観測ではありますが、そんな期待もしています。

 度々で恐縮ですが、明日も所用により日記などは休ませて頂きます。


4 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年05月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る