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2018年12月27日20:55

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映画「アリー スター誕生」

今年、最後になる劇場での映画鑑賞。
一昨日のレイトショー、TOHOシネマズ泉北で鑑賞。

レディー・ガガ ブラッドリー・クーパー
「アリー スター誕生」A Star Is Born 

ロックスターとして大人気のジャクソン・メイン。
ライブを終えた帰りに寄ったバーで歌うアリーに出会う。
その歌唱力と隠された魅力に惹き込まれてしまったジャクソンは、
アリーを自身のライブで出演させようとする。


2018年も、もう終わりですが、
今年の劇場映画鑑賞は、この作品で締めたい。

「スター誕生」というタイトルでピンと来たのは、
過去にそんな作品があった。
4度目のリメイクとの事。
実は、過去に映画化された作品は未見だった。

1作目は音楽業界でなく映画業界。
2作目はミュージカル。
3作目が結構本作に近い内容らしい。

いつもなら、未見なら過去作をチェックする所でしたが、
今回は、せっかくだから過去作を拝見せずに全く知らない状態で見たかったのもあって拝見。
本作を鑑賞後に動画配信で、
バーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソン主演の
1976年版「スター誕生」を鑑賞したわけですが。

私個人的には、
バーブラ版よりはガガ版の方が好きですね。
やはりドラマ的にもガガ版の方が盛り上がりがあって好き。

この本作は、
あの女性シンガーとして絶大な人気を誇るレディー・ガガが、
役者として本格的に主演!
これは興味あった。
ガガのファンと言うほどでもないけど、好きな曲はあります。
歌い手として好きである。
役者としてなら過去に「マチェーテ・キルズ」と「シン・シティ 復讐の女神」で拝見したが、
カメオ出演的なチョイ役。
なので、役者で主役とはどうだろう?
ちょっと心配だったが…


いやいや、良かったですよ!


演技するガガは、もっと「演技してますよ感」があるように想像したが、
全くそんな事は、凄く自然体なのがいい。
そのガガの演技といい、ドラマ自体が自然体な感じで好きだった。

もう1人の主演がご存知ブラッドリー・クーパー。
しかも初の監督も兼ねる。脚本も書いてます。
今回のブラッドリーがまた良かった。
役作りからしていい。
声質や喋り方まで変えて、今までのイメージとは違うブラッドリーがこれまた渋かった。
アル中のミュージシャンだが、この男の生き様もどこが惹かれる物がある。
ブラッドリー自身が歌ってるのもいい。
ギターは本人が弾いてるのだろうか?
そのギターがまたカッコ良くてイイ!

ガガとブラッドリーの自然体な演技がいい。
音楽物であって恋愛ドラマであるが、自然な恋愛感が好きだ。
初めてブラッドリーが、メイクしたガガに
「君の素顔が見たい」
こんな事言って見たいと思いますわ。
ガガ自身が顔の欠点で気にしてる大きな鼻に対して、
ブラッドリーは「その大きな鼻が一番好きだ」
まさに彼女しか見てないのがよく伝わる。
派手なメイクが印象だったガガですが、
彼女は素顔の方がキレイだと思う。

これは初監督であるブラッドリーの演出が冴えて良かった。
その後に76年版を拝見したが、
根本的なストーリーは同じだが、全く違う印象を受けるのが凄い。

そのシーン、そのシーンで印象に残るものがあった。
前半のスーパーマーケットでのシーンが好き。

やはり、全編流れる曲が素晴らしい。
ノリのあるロックサウンドからバラードまで、どの曲も素晴らしい。
ここ最近、サントラ聴いてます♪

また、ライブシーンの臨場感がイイ。
つい最近、ライブシーンが凄かった「ボヘミアン・ラプソディ」もあったが、
こちらもまた違う味があっていい。


音楽映画としても恋愛ドラマとしてもイイ映画だった。
また、ブラッドリー・クーパー監督としての次回作も観たいと思わせてくれた。


と言う訳で、
これで2018年の劇場映画の感想日記はこれで締めます。
次回は、2018年のベスト10を書きます。

それとその前後に今まで見尽くしてきた全映画のオールタイムベスト10も初めて書いてみようかと思います。
こちらは10本に絞るのは凄く難しいですが、
完全に私好みで見た回数が多い作品が基本になると思います。
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