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2018年11月19日20:35

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日本政府のシステムエラー:コンピュータを使ったこともない日本のサイバーセキュリティー担当大臣

オンラインでもおびただしい批判を招いた桜田発言

どんなハッカーでもアナログしか知らない桜田大臣から情報を盗み出すことは不可能?



ジャスティン・マッカリー / ガーディアン 2018年11月15日



日本のサイバーセキュリティ担当大臣は、コンピュータを仕事で使ったことは一度もないと告白した上、USBドライブが何であるかすら理解していない可能性があり、驚きが世界に広がっています。



桜田義孝(68)は日本政府のサイバーセキュリティ戦略本部担当大臣であり、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会の担当大臣でもあります。

しかし11月14日の国会の席上、桜田大臣は自分ではコンピュータを使わないことを認めました。
「私は25歳の時から独立してやっている。そういうことは従業員や秘書に指示することでやってきた。自分でパソコンを打つことはありません。」
桜田大臣の発言として地元のメディアがこう伝えました。

さらにUSBドライブが日本の原子力施設で使用されているかどうかについて質問されると、桜田氏は明らかにうろたえたそぶりを見せました。



一連の桜田氏の発言は野党議員の不信感をあおる結果になりました。
野党立憲民主党の今井雅人議員は、
「コンピュータを使ってもいない人が、日本のサイバーセキュリティ政策を担当しているとは信じがたいことです。」



桜田大臣の発言はオンラインでもおびただしい批判を招きました。

「彼は恥ずかしいとは思わないのか?」
ツイッターのユーザーがこう書き込みました。
「今時は会社の社長であっても、コンピューターを使わないと仕事にならない。彼はUSBが何であるかすら知らないのです。なんてことだ!」



桜田大臣は自分にしかできない方法でサイバーセキュリティをやっていたのだという冗談を言った人もいました。
「どんなハッカーでも桜田大臣から情報を盗み出すことはできないでしょう。彼こそは最も強力な種類のセキュリティかもしれません!」



桜田氏は、安倍首相が自民党総裁に再選された後の内閣改造で閣僚に指名就任してまだ1ヵ月しか経っていません。

21世紀のラッダイト運動(19世紀初頭の英国の産業革命の際、繊維工場を中心に起きた無理解な職人や労働者による機械打ち壊し運動)の推進者としての側面はさておき、2年足らずのうちに開催予定の東京オリンピックの担当大臣でもある桜田氏は、そのブリーフィング術をマスターするのにも苦労しています。



現在北朝鮮政府関係者の日本への入国が禁じられていますが、今月末に北朝鮮のスポーツ担当相が東京での会議に出席する計画について何も聞いていないと主張しました。
報告書に「気が付かなかった」と発言した記者会見の後、補佐官が割って入り桜田大臣はすぐに発言を撤回、実際には政府職員が彼に報告をしていたと訂正しました。



また今年3月国際オリンピック委員会(IOC)のトマス・バッハ会長が金正恩(キム・ジョンウン)国家主席に2020年東京大会に北朝鮮選手の参加を許可するように要請したことも知らなかったと言う趣旨の発言を行いましたが、この点について見解を正されると、
「その問題は私の段階でどうこう言える問題ではありません。」
「それは私の所管外です。」
と答えたと、朝日新聞が伝えました。



さらに桜田大臣は野党の村田蓮舫議員との質疑応答で周囲をとりわけがっかりさせるようなパフォーマンスを披露しました。
「蓮舫議員が事前に質問通告を行わなかったために、参議院予算委員会でどのような内容の質問をされるのか分からなかった…」



蓮舫議員が日本政府が2020年のオリンピックとパラリンピックにどのくらいの国家予算を投入するつもりなのかを尋ねると、実際には1,500億円を少し下回る金額であるにもかかわらず、こう答えました。

「1,500円」



https://www.theguardian.com/world/2018/nov/15/japan-cyber-security-ministernever-used-computer-yoshitaka-sakurada

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これほど愚劣な事実を指摘している記事を訳した経験があるかどうか記憶にありませんが、現在の日本政府の『質』というものに、改めて心底落胆させられました。

これが安倍政権というものの本質なのでしょう。

それ意外に言葉が見つかりません。

ちなみにこの記事は英国BBC、米ワシントンポスト、同ニューヨークタイムズ等々に取り上げられ、その醜態は世界周知のものとなっています。


http://kobajun.biz/
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