mixiユーザー(id:5456296)

2018年10月23日16:27

19 view

ふるさと納税で空自航空祭プレミアシート贈ります 埼玉・狭山市の返礼品が人気

 下記は、2018.10.23 付の産経ニュースの記事です。

                        記

 埼玉県狭山市が提供している、ふるさと納税のユニークな返礼品が話題となっている。市の返礼品とは、航空自衛隊入間基地で11月に開催される航空祭の目玉、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の曲技飛行が観覧できる“特等席”だ。8月には満席となり、追加した席も翌日に埋まる人気ぶりで今年の寄付受け付けは既に終了した。

 狭山市と隣接する埼玉県入間市にまたがる入間基地では例年「文化の日」の11月3日に入間航空祭が開催される。例年、多数の航空ファンが足を運ぶ人気イベントで、昨年は約21万人の航空ファンが訪れた。

 快晴の空の下、輸送ヘリによる消火作業のデモンストレーションやC1輸送機6機による編隊飛行が行われたほか、陸上自衛隊第1空挺団のパラシュート降下なども披露された。国内各基地から飛来したF15、F2などの戦闘機も展示され、C1輸送機の機内公開には長蛇の列ができた。

 中でも目玉といえるのが「ブルーインパルス」による曲技飛行だ。空自松島基地第4航空団所属の「第11飛行隊」ブルーインパルスが青空に白いスモークを描きながら繰り広げる究極のパフォーマンスに、基地を埋めた観衆から地響きのような歓声が上がった。

 この航空祭に狭山市が返礼品として提供する「特等席」は、眼下に基地を見下ろせる市庁舎の屋上。高額な返礼品が問題となる中、地域性を生かして実際に足を運んでもらう実例として話題になっているのだ。

 一番人気の曲技飛行は、基地内が混雑していることもあり、落ち着いて観覧できる場所が少なかったという。特等席なら十分プレミアム感を満喫してもらえると判断した市は平成28年から、ふるさと納税の寄付者に普段立ち入り禁止の庁舎屋上を開放。5万円以上で高層棟(8階建て)、2万円以上で低層棟(3階建て)から観覧できるようにした。その結果、基地を見下ろす絶好のロケーションということもあり、先着で高層棟65人、低層棟100人の観覧席は毎年ほぼ満席となった。

 特に今年は、ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)で「地域特性を生かしたアイデア」「花火大会などにも応用できるのでは」などと評判が評判を呼び、寄付や問い合わせが増加。8月24日に満席となったため35席増やしたが、それも翌25日には埋まってしまった。

 担当者は「これほどの反響は初めて」と驚く。「物の返礼品と違い、市に実際に足を運んでもらえるのが利点」と、来年以降も継続する方針だ。ふるさと納税の過度な返礼品について総務省は制度の抜本的な見直しを検討している。既に返礼品の人気は「もの」中心から、体験型の「こと」にも広がる動きを見せており、狭山市のケースもその1つといえるだろう。

 https://www.sankei.com/premium/news/181023/prm1810230004-n1.html

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する