木曾

16〜17日の1泊2日で中野星の会の先輩のTさんと木曾に行ってきた。

星の仲間との旅行なので当然目的は星なのだが、宿をとっての星見は曇るとわかっていても中止にはできない。今回も天気予報では曇りか雨だったが、木曽の旅を楽しむと割り切って出かけた。木曾の開田村（現木曽町開田高原）や王滝村は私は中野星の会の夏合宿や個人での星見行で何十回も行っているが、Tさんは中野星の会のごく初期からの会員でありながら合宿には参加したことがなく木曽も初めてだったので、Tさんに私の大好きな木曾を見てもらうという考えもあった。

中央道伊那ICから権兵衛トンネル経由で木曾に入り、今回初めて泊まる王滝村のくるみ沢旅館に17時30分ころ到着、夕食、入浴後一休みしてから標高2000mの観望ポイントに一応行ってみたが、天気はやはり曇り時々晴れの状態で、一時はほぼほぼ快晴になったがその時間は30分足らずだった。25時過ぎにあきらめてくるみ沢旅館に戻った。

今日はくるみ沢旅館をチェックアウト後、県道を隔てた向かい側の御嶽神社の里宮を参拝、ここは私も初めて参拝する場所だった。御嶽信仰の本山らしい厳粛な雰囲気に満たされた神社だった。その後開田高原に行って初めて木曾に来た三十数年前からのなじみの嶽見旅館のおかみさんに挨拶をし、開田郷土館で最後の純潔木曽馬第三春山号のはく製とひさしぶりに対面して、その後は奈良井宿に行ってそばで昼食にして、往きコースの逆をたどって権兵衛トンネル経由で中央道伊那ICまで行って高速にのるという経路で夕刻に帰京した。

星はほとんど見られなかったが、初めての場所やひさしぶりの場所を数多く訪れることができ、木曽を満喫できた楽しい旅だった。Tさんもそれなりに満足してくれたようだった。