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2018年09月28日10:07

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それが、障害を持つって事なんですけれどね

こう言ったらなんですが、偉そうな事言ってるマスコミさん、特に朝日さんはどうなのさ。

■誤解からバカにされ、失望され… 障がい者雇用の厳しい現実
(AERA dot. - 09月28日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5307888

朝日新聞社は、障害者雇用のページもリンクしてなかったりなんかしかったですかね?
まずマスコミ内の障害者への差別や偏見を排除していく事から始めないと。
って感じもしますが。

さて、障害者の雇用ですがIQがまともでも性格に難ありだと雇えなかったりします。
耳が聞こえない、目が見えない程度なら(と言うと乱暴だが)、IQさえまともなら
事務職は可能で、多少IQが低くても中小企業や零細では過去数十年の間は障害者を
受け入れてきたりしてました。

もちろん、給与が普通レベルで出せない場合もありますし、バイトの最低給料額、
と言う場合もありますが、地方行政や当時の教育者達は中学校の特殊学級を卒業し
その後は家でどんどん腐れていくか、ヤクザの下働きになる可能性のでかい状況を
改善しないといけない、とまあ、必死になった訳です。
実際、死んだウチの父親は教育、生活、労働を全部教える総合支援を目指して
学校やめて、峠工房なんて作りました次第。

もっとも、その時には左派系の政治家や社会活動家に妨害をうけたりなんだりで
結構、小学生時代は貧乏と差別と偏見の中に育ったりw
田舎根性がと言われる村落部より、先進的な団地の方が差別ひどかったりね。
やたら、デモだのストだのやる担任には親が福祉だのなんだのやってるからてので
結構、好き勝手やられたり。

そんな訳で、私は子供の頃は障害者福祉だの障害者の権利だの無くなればよいのに
なんて思うことも多々あった次第です。

で、そう思う理由ってなんぞと言えば、あの頃も今も同じ問題、マスコミのドリーマーな
記事の乱立です。
障害者の実際よりも、その場で受けそうなネタを言う状態になってるのは今も昔も
同様で、自民党だのアメリカだのを叩ければそれで良い!みたいな所は今も変わらず。
社会への変革だの、障害者の権利だので療育や社会への適応をさせる事なく一般社会へ
放り込むような状態を作り出し、問題やトラブルが起こると障害者とその親や保護者が
責任を問われるような風潮を作ったのも、当時のメディアなんですよね。
(大体40年位前)

その結果、と言うか障害者はいつ暴れるかわからないとか抑制が効かないってことだけを
吹聴された結果、人の多い場所、街の中では作れない状態が長く続いたてのもあります。
痛ましい事件が起こった津久井やまゆり園なんかもあんな山奥にあったのは街が拒否、
つまりマスコミが報道する暴れる障害者、抑制の効かない障害者のイメージだけで
拒否され人里離れた所に送られただけ、とも言えなくもないんですよね。

でも実際はどうかって言うと、よほど脳が損傷してるような状態でなければ
普通に教育と療育、社会への順応性を高めることで改善できる部分もありますし
精神薄弱児と言われる様な状態でなければ、訓練次第と道具の応用で普通に仕事が
できる様になる、てのも有ったりしたんですよね。

でもまあ、そういういわゆる北欧方式は日本では当時、管轄する省庁が別れていて
横の連携も無かった事から、無認可で始める事になって更には左翼系政治家等の
既得権益を奪いかねないので、結構嫌がらせや妨害があったとかなんだとか。

ただ、ここで勘違いしたらならないのは、当時は仕事と教育と生活を一緒に教える
と言う場合に、機械的な不都合もあったりしました。
工業用のミシンや、ビニールの熱加工機なんかを障害者、それも精神薄弱児や
知恵遅れと言われた人達に使わせるのに工夫が必要ですし、機械自体の精度だって
安全性だってまだまだ十分でない時代ですから、それは危険を避ける為、命を落す人や
大怪我で後遺症を残す人、つまり後天的な障害者に成らないようにするって事での
配慮も、行政なりにしてた面は否定できない、てのはあります。

ただ、一律にするしかない状態。
情報の収集分析の技術がまだまだ未熟な時代だし、様々な「今わかっていること」が
当時は「まだわからない事」だったてのもあります。

だから、聾唖者の仕事も与えることは出来ないってのもあったりしました。
ただ、文字でのコミュニケーションが出来るなどでは、仕事を行う事が可能だったり
と言うのはあるんですよね。

ところが、問題はその当時まだまだあります。
耳が聞こえないなら、文字でと言う事になるんですが、当時はワープロもパソコンも
存在しておらず、手書きほとんど行うなんて感じ。
コピーだって今のような素敵マシーンじゃないです。
連絡手段は電話だけ。
メールなんてありません。

情報の到着や完成を知らせるのが、大体「音」だったりするんですね。
だとすると、耳が聞こえないだけで仕事が完遂できない事も多々あったりするんです。
だけど、今に至る中で技術が発展して、携帯はメールが使えてFaxが存在しコピーの
機能も充実して「複合機」なんて呼ばれる代物になって、ネットを使えば一応
耳が聞こえなくても、他の社員へ連絡する事だってできる、という次第。

でもここまで一気に技術革新が起こったのはここ10年前後。
スマホの登場でだれもかれもメールするよー!て時代になってからの事と思わないと
明々後日の方向での批判や意見になりますし、過去を今の視線で批判すると言う愚挙を
犯す事になるんですね。
実際、それまで障害者福祉(知能、肢体、感覚含む)関係者達の、社会への対応や
生活の独立などを支援する為の努力等はすごいモノだったんですから。

でもそういう状況でも、マスコミと言うかメディアはセンセーショナルな記事を狙い
事実を違える事ばかり、と言って良い状態です。
実家の峠工房でもあまりに頓珍漢と思える事を言う場合は抗議の文書を送る、
というのをしてきた過去はあるんですからね。
この限られた手段、少ない伝達力での情報の是正や拡散と言う事も当時の福祉従事者が
苦労してた部分なんですね。

でも、新聞にせよテレビにせよ一般受けする事だけをネタにするってのは今も昔も
やはり変わらないのです。

聾者が仕事がない、雇わない企業が行政が悪いと言うマスコミ自体聾唖の人を
雇う姿勢を見せてないですし、実際に障害者を何人雇っているかの公表はしない、
なんて感じですからね。
そのくせ、まるで80年代からスマホやIT技術が充実していたかのように
過去を非難します。
自分たちはその頃雇う気配すら見せなかったのにね、と言うね。

そして今、まるで障害者の味方を永年続けて来たかのように記事を書き、
行政や企業を批判していますが、自分たちも企業であるなら自分たちマスコミの
中での障害者雇用状況を公表し、公開してな事をする必要だってあるはずですし
実際にちゃんとやってる新聞社やテレビ局はどれだけあるのか?
と言う事を調べ発表し、やってない所は批判する必要はあると思うのです。

ただ、特殊な仕事、業種だから障害者の雇用は数が限られると言う事を言うかもしれない
と考えられる事もあります。
なのですが、そうなると技術や機械が進歩するまで障害者が雇えなかったりする状況、
と言うのが過去にあったり職種、業種によっては障害者には難しい(今は)と言うのが
存在する現実をみて、批判や報道をするて事をしないと、正直、学校等での教育の現場
というものが、まともに機能しなくなる事もまた現実なんですよね。


最も、マスコミにそんな事を期待するだけ無駄、と言われて終わる事もあるかも
てところですけれど。
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