毎年この時期になると必ず思い出し、決意新たにさせてくれる、そんな人が居ます。
「賀山茂」さんです。(ネットで検索するとどんな人だったか分かると思います)
複数の映像会社等を経営・奇譚クラブ復刊・六本木SAMM・業界人ではお世話になった方も多く・・、そう都内某所のワンフロア全部使ったダンジョンも。
パートナーも全国区で、飛行機代一流ホテル代〜小遣いまで・・・とにかく色々な逸話を残した業界のドンでした。
私が表に出て緊縛事故後遺症に取り組みはじめ暫くした頃、まだまだ周りはアゲインストの風が吹き荒れていたのに私に会いたいとある人を通じて連絡が来て・・。
「貴方のように周りを敵に回してまで日記を書いたりボランティアで整体まで行う人は始めてです」「こんな奇特な人は業界で初めてです」「嫌われ役も業界の意識を変える事も大変だろうけど応援するから頑張りなさい」と可愛がっていただく様になりました。
その後は結構な頻度で食事に誘っていただく様になって相談したり色々な昔話をお聞きしたり・・、私の食事会にも参加いただいたり、個人的に還暦祝いをしていただいたり、、小妻容子の原画をいただいたり、三和出版さんと私を含む会食等々、本当にお世話になりました。
そして、一人馬力の活動の為気持ちの乱れが起きた時にはいつも賀山さんの言葉を思い出して気を引き締めて来ました。
2014年3月に食事の約束をしていたのに検査入院になって、その後暫くして連絡が取れなくなって7月25日に・・・。
8月、總持寺へ生前ご縁の有った女性の皆さんとお別れに行きました。
私のような者が活動を続けて来れたのも賀山さんを始め多くの方々のご支援が有ったからなんですよね。
これからも、単なる良い人にならない様に是々非々で対応して、私が若い頃の差別感満載の暗いSM界に戻らない様に、私なりにコツコツと頑張りたいと思います。<(_ _)>
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