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2018年08月04日15:15

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視野にいれるべきは日朝協定である

日本は韓国と日韓基本条約を締結して、戦前における大韓帝国との契約(韓国併合)を精算した。これにより韓国は朝鮮半島における唯一の国家と日本が了承したことになったものの、北朝鮮の合意を得ないで結ばれた条約であるため、日本が北朝鮮と友好関係を築こうとするのであれば、北朝鮮との間での協定(日朝協定)を視野に入れなければならない。

つまりは北朝鮮からすれば「日本に貸しがある」わけで、日本政府がこの貸しについては何ら触れないまま、拉致した日本人を返せの一本槍では会談する気にはなれないだろう。なので日本政府が真に連行された日本人の返還を北朝鮮に求めるのであれば、日本政府は北朝鮮政府に対して下でに出るべきである。

同様なことは北方領土問題についても言える。日本政府としては「返還しなければ経済支援をしない」といった心構えでいるために未だに何ら進展がないのであって、このような「先取り」を望もうとする限り、ロシアは元より北朝鮮が良い顔をするはずはない。

「損をして得を取れ」という言葉がある。目先の利益を重視すれば得ようとするものが得られず、長期的な視野で望めば後々において得になることがあるわけだが、せせこましい視野の日本政府には無理な芸当と言えるかもしれない。




■北朝鮮、日朝会談に関心示さず 拉致問題への非難を警戒
(朝日新聞デジタル - 08月04日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5230059
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