紅茶のおいしい喫茶店・・・あの頃は、そんなお店があって・・・君とよくこの店に来たものさ・・・なんてね。
特に目的があったわけでもなく、それは訳もなくお茶を飲み話したよ・・・というよう
な感じだったな。
ねえ、そうじゃない?
いっしょに女の子がいたりすると、それだけで窓際の席には、暖かな日差しが降りそそいでいるように思えたものだった。
それはミルクの匂いがするような女の子で、注文するのはもちろんホットミルク・・・じゃなくて、レスカだったかも・・・やわらかな笑顔がとてもまぶしかった。
紅茶のおいしい喫茶店・・・珈琲はどうなんだろう?・・・気になるところだ。
ボクはどっちかというと、珈琲のほうがいいな。
ところで、ボクはトーストのおいしい喫茶店が好きだ。
玉子サンドがやたらとうまいとか、チープなナポリタンがいけるとかもいいね。
喫茶店というのは、なぜか心が休まるというか、ホッとひといきつける空間なのだ。
だから、レストランに比べたら、味は落ちるかも知れないけれど、それを補って余りある雰囲気があったし、まったりとした時間をすごすことができたのも喫茶店だった。
予期せぬ出会いなんかもあったりして、鯉が生まれたり・・・違う違う!恋が生まれたり、逆につらくて涙がとまらないときもあった。
喫茶店・・・それは、ボクらの青春を奏でてくれた、ステキな空間でもあったような気がするのです。
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