私の所へは相変わらず「パートナーが鞭好きで、よく振るうのですが、私は未だに痛いだけで気持ち良くなりません。私はMじゃないのでしょうか？」とか、「愛する彼がつけてくれる一本鞭の鞭痕なので、その後、腫れても痣や痛みがいとおしい気持ちにはなるのですが、打たれている時はただ痛いだけで気持ち良くなれないのですが・・・」等の相談が来ます。
また、最近はスポーツウイップの鞭が流行りだしているし、相変わらず一本鞭が花形の様ですよね。
一本鞭は、カウボーイが馬や牛などを威嚇していう事を利かせたり、武器にも使って来たので男心を萌えな気分にするのですが、身体の外側に与える痛みだしなかなか気持ち良くなれない様です。
また、Sの中にはMが気持ち良くなる事よりも自分の加虐性を満たす事を優先する人がいる事も事実です・・・し、とにかく鞭は縄と違って振り回せば様になるので簡単に思えるので好きなSが多い気もします。
もちろん、お互いが痛い鞭が好きだったりMがただミミズバレになるのが好きな場合は全く問題が無いのですが・・・・。
でもね、そうでない相手に鞭をふるって、こんなに鞭や痛みの苦手なMを増産するのはどうなんでしょうねぇ？
いつも言っている事ですが、通常のS○Xは気持ちいの増幅ですが、S☆Mはそれ以外の痛い辛い苦しい恥かしい怖いからも気持ち良さを見出せるので数倍気持ち良くなれる訳ですが、その為には、ただ痛め付けるだけで気持ち良くなれる人は少数ですからね。
殆どの人にはそれなりのテクニックが必要なのです。
また、私は鞭の楽しさや難しさを知るにはまずバラ鞭の練習をお勧めしていますし・・・、私の経験でも、調教では鞭の気持ち良さを得られるようにするには、まずスパンキングでの快☆感、そしてバラ鞭での快☆感が分かってから、その後一本鞭へとしていて・・・、鞭の振り方を指導する時もスパンキングを教えてからバラ鞭で、バラ鞭で子宮が揺らせるようになってから一本鞭を教えているのです。
意外と鞭は難しいのです。
バラ鞭だって、ただ振り回して打ち付ければ良いだけでは有りませんからね。（苦笑）
だから、先ずはバラ鞭をしっかりと勉強して欲しいと思いますし、その時にはどういう打ち方が相手にとってどの程度のどんなダメージなのかを計算しながらにしていただきたいと思います。
S☆Mは部脳プレーだと言われて来ましたが、心のやり取り・性感開発から相手のダメージの計算まで色々有って性をプロデュースする楽しさがあるのですが、同時にプロデューサーって、制作責任者でも有るでしょ。
くれぐれも、これ以上鞭や痛みが嫌いなM嬢を量産しない様にしていただきたいと願っています。
では、素敵なS☆Mライフをね。(^^)/
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