昭和5年の第58帝国議会での「ロンドン海軍軍縮条約の批准をめぐる審議」で、軍縮問題を内閣が云々することは、天皇の統帥権への干犯に当たるとして、野党は濱口内閣を攻撃し、それが濱口総理狙撃事件への、遠因になったと言われております。
更に、狙撃事件後の未だ傷の癒えてない濱口総理に対して、野党は執拗に濱口総理の登院要求を行い、濱口総理は無理を押して登院したことが災いして、その五ヶ月後に死去したと言われております。
統帥権干犯論問題は、結果的に当時の議会が軍部の独走を許す事になってしまい、軍部が政府の決定や方針を、無視し始めて行くことになります。
当時の鳩山一郎議員は、与党の「立憲民政党政府」を苦しめて、退陣を図っていた訳なのですが、国会議員として大局を見誤ってしまっていたのです。
その結果、日本は大東亜戦争へと、突き進んで行ってしまった!と言へるのです。
現在の野党の国会審議ボイコットを見ていると、当時の国会審議状況と、極めて良く似ているように感じます。
安倍総理を引き降ろしたい為に、確固たる証拠も無く、国民をイメージ操作で騙そうとする行為は、国家国民に対して、正しく犯罪とも言えるのではないでしょうか?
そして、それを喜ぶのは、本当は中国であり、北朝鮮なのですから・・・・。
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