■貴乃花部屋の貴公俊が付け人を殴打 顔腫れ、血だらだら
(朝日新聞デジタル - 03月18日 18:46)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5032411
世の中にはいろいろな「ブーメラン」が存在するが、これほど見事なブーメランも珍しい。
もちろん、貴公俊の暴行事件である。
これを見て思うのは、昨年１１月の日記でも書いたように、貴乃花親方は相撲協会を良くするための行動として、もっと腹芸を使うべきだったということだ。一昨日のテレビ朝日で相棒の映画版�兇�放送されたが、その中における小野田官房長の振る舞いは貴乃花親方と真逆と言ってもよい。警視庁幹部の殺人行為すら目的達成の手段として黙殺してしまうくらいなのだから。最後は、その手段が原因で小野田官房長が別の幹部に刺殺されるのだが、実際問題として、組織を変えようという時には、このような振る舞いをしないといけないはずである。
昨年からの貴乃花親方の行動を見ていて思うのは、中卒で角界に入ってしまう弊害だ。社会性を学ぶことのないまま昇進し、周辺に貴乃花親方を諫める人もいなかったから、最近の振る舞いにつながったのではないだろうか。人に「筋」ばかり主張していながら、最後は自分の筋の問題になったのを見ると、このようなことを考えてしまう。
ただ、今の八角親方をはじめ、角界には常識をわきまえた中卒の人物もいるので、最後はやはり本人の育ち方というところに帰結するのだろう。
それにしても、現役時の実績から黙っていてもいずれ理事長になれるはずだったのが、このような形でその可能性を低くさせてしまうのは残念でならない。貴乃花はどこでおかしくなったのだろうか。
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