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2018年03月20日23:11

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『人は死ぬまで結婚できる〜晩婚時代の幸せのつかみ方〜』を上梓>して、というのだが

『トリセツ』は、テレビ朝日で放送されていた情報番組。番組名の由来は取扱説明書。

第1期は2002年4月3日から2003年3月26日まで、毎週水曜 24:51 - 25:21 に放送。第2期は2004年4月1日から2005年3月31日まで、毎週木曜 24:51 - 25:21 に放送。第1期はBS朝日でも遅れネットで放送されていた。

案内役は第1期では筧利夫が、第2期では松任谷正隆が務めていた。ナレーターは第1期、第2期ともに近藤サトが務めていたが、第2期の前半のナレーションは荻野目慶子が担当していた時期がある。メインスポンサーはNTT DoCoMoで、番組中にドコモのインフォマーシャルが流れていた。

本番組は第31回国際エミー賞の最終選考に選出されるも[1]、グランプリ受賞はならなかった。テレビ朝日製作の番組としては初の国際エミー賞ノミネート作品となった。



目次 [非表示]
1 放送リスト


2 トリセツ・クリスマス・スペシャル〜六本木ヒルズの恋〜





3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーーー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%84




人はいつでも結婚できる。そして、いつでも「子ども」を持てる


大宮冬洋 | フリーライター


3/20(火) 7:30



川崎市在住の里親、梶原美幸さん。46歳のときに結婚した「晩婚さん」だ(筆者撮影)


「お互いに杖のように支え合う」ための結婚、そして…

 阿川佐和子、浅野ゆう子、桃井かおり。昨年から今年にかけて、50代60代の著名人が同世代の男性と「初めての結婚」をしたというニュースが目立っている。阿川が老境を迎えてからの結婚を「お互いに杖のように支え合う」ためと表現していたのが印象的だった。激しい恋心ではなく、穏やかな情愛で結ばれた夫婦関係だという実感があるのだろう。

 夫婦の本質が人と人との支え合いであるならば、結婚に適齢期はない。出産には限界があるけれど、結婚はいつでもできる――。筆者はそのように確信し、新刊『人は死ぬまで結婚できる〜晩婚時代の幸せのつかみ方〜』(講談社+α新書)を上梓した。80人以上の「晩婚さん」にインタビューをして、彼らの意外なほど幸せな実態と婚活ノウハウをまとめたものだ。先日、この本を発表したところ、川崎市在住の梶原美幸さん(50歳)から興味深い「反論」をもらった。

「人はいつでも結婚できる、だけじゃありません。いつでも子どもができるんです」

 高度な不妊治療の話ではない。46歳で初めて結婚した梶原さんは、里親として「地域の子」「社会の子」を守り育てる道を歩み始めているのだ。

 実子ではない子どもを自分の家庭に受け入れる方法は主に2つある。1つは、望まない妊娠や出産によって生まれた子どもなどを養子として引き取る特別養子縁組だ。この場合、養父母が戸籍上でも親になり、実の親は親権を失う。

 もう1つは、梶原さんが参加している里親制度。現在、親からの虐待や育児放棄、経済的理由によって児童養護施設で暮らしている子どもは全国に約3万人いる。常に集団生活をしている彼らに家庭生活を体験してもらうのが里親制度だ。ただし、施設側の人員や里親の不足によって、里親委託率は現在2割未満に留まる。厚生労働省は昨年、7年以内に委託率を75%以上にするという目標を掲げた。

 現状では、子育て経験が豊富なベテラン夫婦が里子を受け入れるケースが主流である。しかし、ますます晩婚化が進む今後は、「自分たちには子どもができなかった。でも、子育てはやってみたい。養子や里子を引き受けることを考えたい」という夫婦が増えるはずだ。海外では、同性婚のカップルが養子や里子をもらうケースも珍しくない。温かい心と大人としての実力があることは前提だが、様々な人が参加できる制度や仕組みでなければ、里親委託率75%は到底達成できないだろう。梶原さんの話を聞きたい。

自分だけで今を楽しんで死んでいくのはあまりに虚しい

――里親を目指したきっかけから教えてください。

 結婚する前、夫には「子どもが欲しいなら、私ではなく若い女の子と結婚してね」と言っていました。夫は長男なので「墓を誰が守るんだ」問題があるからです。でも、私より5歳年上の夫は、当時すでに50歳を過ぎていました。若い子と結婚して子どもができたとして、その子が成人するときには70歳を超えています。あまり現実的ではない、と思ったみたいです。

 私自身は、独身時代には子どもが欲しい願望はありませんでした。自分が母子家庭で育ち、母親との関係もうまくいっていなかったので、「自分の遺伝子を残すのが不安。子どもを持つのは怖い」と思っていたからです。

 私たちが養子をもらうことを考え始めたのは、結婚した後のことです。夫婦仲は円満ですが、自分たちだけで今を楽しんで死んでいくのは虚しいと感じました。そのときは里親制度を知りませんでした。

――当時は東京都内の自治体に住んでいたそうですね。

 夫は熊本県で仕事をしているので、東京で働く私とはずっと遠距離結婚です。その自治体の制度では「大人が2人以上、家庭にいること」が里親になる条件の1つだったので、地域の児童相談所に電話したら「旦那さんが帰って来てから連絡してください」とけんもほろろの対応でした。せめて他の情報をくれればいいのに……。私が連絡した3年前は里親専門の職員すらいなくて、児童相談所の職員は虐待ケースなどで忙殺されていたみたいです。ただし、最近は東京都内の自治体の体制もかなり改善されています。

 いま住んでいる川崎市の里親制度は間口が広く、その代わりに厳しい研修で里親になれる人を選別するという方針です。半年ほどかけて夫婦で研修と実習を受け、私も夫も里親として認定されました。2016年11月のことです。

児童養護施設で暮らす小学生の女の子が作った「私のトリセツ」

――翌月から短期での里子受け入れを始めたそうですね。

 長期で預かる子との出会いは、相性や運があります。里親になったのに5年以上も里子を待つケースもあるそうです。

 短期里親の呼称は自治体によって違いますが、川崎市には「ふるさと里親」という制度があり、児童養護施設などに入所している子どもを、夏休みなどに数日間家庭で養育することができます。親戚のおばちゃん宅に泊まりに行く感覚ですね。子どもはいるけれど孫はいないご夫婦なども里親になっています。

 当時8歳だった凛子ちゃん(仮名)に施設で初めて面会したときは、夫婦ともにガチガチに緊張しました(笑)。でも、恥ずかしがって目も合わせてくれなかった彼女は、『私のトリセツ』という自分の取扱説明書を作って持って来たんです。「私を受け入れてくれる?」といういじらしい気持ちを感じて泣きそうになりました……。

 最初のお泊まり2泊3日はクリスマスだったので、3人で動物園へ行ったりケーキを食べたりしました。何度かお泊まりを繰り返すうちに彼女も慣れてきて、わがままや天の邪鬼なことを言うようになっています。

 私たちとしては「このまま彼女を長期で預かりたい」と思っていましたが、いろいろと事情がありまして、彼女は短期での受け入れを継続しつつ、今年の4月から高校生になる女の子を長期で受け入れることになりました。15歳の利恵ちゃん(仮名)です。

短期で定期的に受け入れている凛子ちゃん(仮名)のために飼い始めたハムスターの「マヌエラ」(筆者撮影)

――子育ては時間だけではなくお金もかかりますよね。自治体から手当は出るのでしょうか。

 短期委託にはごく少額の委託費が出ますが、足りない金額は家庭が負担します。凜子ちゃんと一緒にサンリオピューロランドに行っただけで完全に赤字になりました(笑)。

 長期の場合は月に数万円の委託費が出ます。でも、学校関係のものを揃えて食費やその他の生活費を出したらもちろん赤字です。子どもにはいろいろお金がかかることを初めて知りました。子ども部屋も1室確保してあります。

50年後の年金も他人事じゃない。自分に関係するニュースが広がった

――高校生と言えば思春期ですよね。ちゃんと育てられるか不安はありませんか?

 私は子育てをしたことはないので、「これからどんなイベントが起こるのか」がよくわからずに不安です。でも、いつでも助言をくれるNPOがありますし、自転車で5分ほどのところに同じく15歳の娘を育てている親友がいて、高校受験から入学準備に至るまで頼り切りました。実子ではない子どもの入学手続きはとにかく煩雑なんです。平日は熊本にいる夫に、毎日LINEで愚痴を聞いてもらっています。

 利恵ちゃんはすごく無口だけど、とってもいい子ですよ。どのへんがいい子なのかって? すべてです。さっそく親バカですみません(笑)。

 子どもを持つと、いろんなニュースが身近に感じられます。50年後の年金も他人事ではありません。自分に関係することが広がったような気持ちです。凜子ちゃんのおかげで絵本にも詳しくなりました。『おやすみ、ロジャー』という絵本をご存知ですか。幼い子どもを持っている親世代ならば誰もが知っている、寝かしつけに最適の絵本です。

 利恵ちゃんの合格発表も新鮮でした。昔は、合格者の受験番号が学校の玄関付近に貼り出されるのが普通でしたよね。今は違うんです。列に並んで各自が封筒をもらい、その中に合否が書かれた紙が入っていました。私にはリアルタイムで記憶があるベルリンの壁崩壊が歴史の問題に出ているのを見たときは複雑な気持ちでした(笑)。

 来月からは、利恵ちゃんのために毎朝お弁当作りに励みます。肉類が苦手だというので、定番のミートボールやハンバーグは入れられません。なんとか知恵を絞らねば、と思っているところです。

梶原さんの自宅にて。4月から長期で受け入れる高校生の里子のため、部屋を空けて待っている(筆者撮影)
 50歳にして、小学生と高校生の「母親」になった梶原さん。不安と喜びを同時に感じつつ、様々な人や組織の力も借りて、夫というパートナーと一緒に子育てに挑んでいる。その声は優しく力強く、前向きさに満ちていると感じた。

 他人のために無償のエネルギーを使えたとき、自分と社会の絆のようなものを確かめられる。社会を愛し、自分をも愛することにつながると思う。大人のすねは「かじられる」ためにあるのだ。人はいつでも結婚できて幸せになれる。そして、温かな結婚生活で生まれた余剰エネルギーを次世代に分け与えることもできるのだ。


大宮冬洋
フリーライター


僕は1976年生まれ。40代です。30代までは自分のことで必死だったけれど、「そろそろ優しい大人になりたいな」と遅ればせながら感じています。燦然と輝く「中年の星」にはなれないけれど、年齢を重ねてずる賢くなっただけの「中年のくず」と化すことは避けたい。自分も周囲も一緒にキラリと光り、人に喜んでもらえるような生き方を模索するべきですよね。世間という広大な夜空を彩る「中年の星屑たち」になるためのニュースコラムを発信していきます。(「ポスト中年の主張」から2017年3月に改題)

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://news.yahoo.co.jp/byline/toyoomiya/20180320-00082915/
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