平成30年2月28日、北海道の長万部エリアにある今金町ピリカスキー場に行ってきました。
ニセコから1時間半ぐらい、比較的近いエリアですね。
ニセコアンヌプリで大雪でしたが、幸いここピリカスキー場は晴れでした
何やら町の規模に比べて立派な建物がありますが、宿泊施設併設のようです。
センターハウスは別にあって、そこでリフト券を買うことになりました。
ところが・・・
リフト券がなく、売っているのは乗車券のみ?
しかも1回券しかなく、1日券がないという、意味不明さ。
ピリカスキー場は事前情報ではリフトが1本の小さなスキー場とのことでした。
でも実際にゲレンデに行ってみると・・・
その1本のリフトすら撤去されてありません(笑)
どうやら、ことしからリフトの老朽化に伴ってリフトが撤去された様子。
普通はリフトが撤去されたらスキー場が潰れるんだが、このスキー場は違いました。
雪上車っていうキャタピラーが着いた車を輸送車にして客を山頂部までピストン輸送することを選んだようです。
これが雪上車。
お客さんを最高で8人ほど乗せて、10分ぐらいかけて山頂に揺れながら運んでくれるのです。
この雪上車が今日は2台、ピストン輸送してましたね。
それでも行列も出来なければ、満員にもならない雪上車、この客の少なさがピリカスキー場の一番の特徴でしょう(笑)
ニセコとは完全に逆のコンセプトのスキー場で、あまり支持されているようには見えませんが、俺はこっちの方が断然好きだ。
コースはこんな感じで構成されています。
山頂からは中上級のパノラマコースか、初中級のファミリーコースに分岐するようです。
どちらも1200から1400メートルのコース長があり、コース長はまずまずですね。
斜度は出だしが緩いので、出だしで遊んでしまうと止まってしまうかもしれません。
今回、コース内はしっかりと圧雪されていましたが、降雪状況によっては非圧雪で新雪を残すこともある様です。
天気もよかったせいか、景色もよかったですね。
目の前には完全に凍ったダムが見えます。
圧雪バーンは上級コースはかなり斜度もあるけど、とにかく人が少ないので全然荒れていません。
なので、終業間際までガッツリとコンディション良好なバーンで楽しむことが出来ます。
これがこのスキー場の一番の魅力じゃないでしょうか。
9時には荒れてしまう、お客さんだらけのニセコとは大違い。
商業的にはニセコの方が成功しているでしょうが、俺はピリカスキー場の方を応援したい。
ふるさと納税で支援してもいいぐらいだね(笑)
今度は是非、大量降雪後にパウダーボードで滑ってみたい。
上から下まで新雪だらけで貸し切り状態で滑れたら、1本300円は安すぎると思います。
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