mixiユーザー(id:8020652)

2018年02月05日22:48

85 view

近松心中物語

1/25(木) 新国立劇場 中劇場へ行ってきました。

いのうえひでのりさんが演出で、豪華なメンバーでの上演。

堤真一、宮沢りえ、池田成志、小池栄子、市川猿弥、立石涼子、小野武彦、銀粉蝶 ほか

いやぁ〜何が一番印象的って、赤い沢山の風車が回ってる舞台装置に尽きるかな?

私、近松心中物語を、まともに読んでないから、
「こんなお話だったんだ…」と思いながら見てました。
そして、いのうえひでのりさんだからか、思っていた以上に笑いが多くて、驚いた。
もっとも、それがあるからこそ、より悲恋が濃くなるんだけどね。

忠兵衛(堤)と梅川(宮沢)、与兵衛(池田)とお亀(小池)の二組がたどり着いた先は、
なんとも、哀れで、救いがなくて、痛々しい。
思いを成就したといえば、したのかもしれないから、幸せなのか…
でも、だた一人生きていく与兵衛は、ある種生き地獄なのかもしれない。

市川猿弥さんが、ポイントで出てくるのですが、存在感があって…
男の嫉妬がなせるいやらしさというか…

池田さんと小池さんは、もう本当に面白くて、笑いっぱなし。
顔芸大会かと思うくらいウッシッシ

一方、堤さんと宮沢さんは、なんかこう正統派の悲恋の2人いった風情でした。

見終わった後は、重くてどんよりした感情を、寒空の中持って帰るという感じ。
元気な時じゃないと、こっちまでテンションが下がりますねもうやだ〜(悲しい顔)

公式HPは、こちら…https://news.chikamatsu-stage.com/
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年02月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   

最近の日記