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2017年12月29日20:59

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年の瀬の冬茜

仕事納めにと思って出かけた「トンボ畑」
時刻はもう五時過ぎのこと

油が切れた自転車で　ギーコギーコと知らない路を進んで行くと
影絵のように　どこかの畑に　パパイヤがポツンと立っていた

畑のジャガイモは　間引かぬままに伸び放題　・・・
一方　玉葱は草だらけ・・・
相変わらず　大きな陸蟹の穴は健在・・・

ふと気がつけば　遠くには　私を待っていたかのような冬茜

　　　　。。。。。

火炎のような　オレンジの色は　
刻々とグラデーションとなってその色を消していった空

広い田園の夕暮れ
年の瀬の心に灯を燈し　明日への光を約束してくれた冬茜
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