http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/koshitsu/koshitsu_ja.htm
先日テレビで観てきのう5時から行ってきました。
芸大って美術館あったんだ〜な素人具合ですが案外みんなも知らないんじゃないの〜?(失礼)
会期があと2日だったしテレビでやっちゃったので混雑するかと思ったけどさほどでもなく。
展示作品は高村光雲に始まって横山大観、下村観山、上村松園といい仕事してますね〜な方々がズラリ。本物初めて見るよ〜!
それぞれ神々しいくらい素晴らしかった。
きっとね、テレビに出たい人たちも本物見てたら自分のがそれなのかどうかわかるような気がするの…って思った。
私はよくわからず蒔絵好きなのだけど結構な展示数があって楽しかった。
螺鈿細工も好き。蒔絵と螺鈿って一つの作品に合わさっていることが多いじゃない。
その大きな棚があって今回の目玉らしいけどあんな大きな蒔絵螺鈿細工初めて見ました。すごい。
螺鈿では巻物を置く盆と台。けっこう小さい品なんだけど細工はもうペンで書いたんじゃないかと思われるくらいの細かさ。ちょっと見落とされがちなところにあって人がいなかったので長々と眺めてしまった。あれ欲しい。
あとべっ甲細工がすごかった。ほぼきれいな飴色という道具箱。もちろん細工も施されているんだけど美しかった。
でも日用品のブラシの柄や裁縫道具のひとつひとつすべてがべっ甲で作られてるの見たときはやりすぎだ〜と思った。職人さん作るものなくなっちゃったので手当たり次第な感が…おもしろかった。
ひとつひとつが重要文化財が国宝かなって具合で見応えたっぷり。
先日国立博物館本館で似てるの観たな的な。
まぁでもそういう印象より感動が初めに来るのが一流の作品なんだなぁと感じた。
作者なんか知らなくてもすばらしいなと思ったり好きだなぁと感じたりはするものなんだ。
透明感というかそのまわりの空気が違うというか。
たくさんの作者のそんな作品ばかりだったのでちと疲れたよ。
なんか〜昭和なお家の置物とかに好まれたものの原型を見た気がしたり。ふふ
ひとつがっかりだったのはガラスの指紋がハンパない。
指紋が視野に入らないように膝曲げたり首の角度変えたりしてちと興冷め。
作品に触れられないようになっているのはもちろんガラスにも触らないっていうのがマナーなんだけどな。
入口には『木戸修展 SPIRAL 螺旋の軌跡』のオブジェが。
明るい時間だったら観たかったなぁ。
公園のイルミネーションは…きれいって言ったら良いのかしら…。
駅にはパンダちゃんがたくさんぶら下がっている巨大なツリーがありましたとさ。
かわいーの?こわいーの?
そんで韮山反射炉キャラの『てつざえもん』がいたり。あなたダレ?(失礼)世界文化遺産だそうです。
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