「よし、朝だ!」というのも、「あーあ、朝か・・・・」というのも、あなたの考え次第だ。
・・・ウエイン・ダイアー(アメリカの心理学者)
そうです。どう思うか? それがすべてなのです。
生涯5000億円の資産を築いた松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助さん。
彼が、ある夏の日の夕方、船べりに腰を下ろしていたときのことです。船員が足を滑らせて幸之助に抱きつき、ふたりともドブンと海に落ちてしまったのです。これはツイていません。幸之助さんは海から上がったときにこう言ったそうです。
「自分には運があると思いました。もしこれが夏ではなく、冬だったら死んでいたでしょうな」
海へ落ちようがツイている。何があってもツイてる。そう思える人がツイてる人だということです。
どう思うか? それがすべてなのです。
冒頭の言葉「今日はいい日だ」は、かつて累計納税額日本一の商人・斉藤一人さんがおすすめしている、人生に奇跡を起こす言葉です。
先々のことを考えて悩んでいる人と、どんなときも「今日はいい日だ」といっている人とではオーラが違うそうです。
ツイてる人とは、何があっても「ツイてる」と人なのだとか。松下幸之助さんと斉藤一人さん、二人の日本を代表する高額納税者が同じことを言っています。
何が起きるかが問題なのではない。起きたことをどう受け止めるのか。
それが本当の問題だ。
「今日はいい日だ」。一日10回はつぶやこう。
以上、ひすいこたろう「朝にキク言葉」(サンマーク出版)より。
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