♪空を超えて ららら 星の彼方〜宝塚手塚治虫記念館へ。
こどもたちへのラストメッセージ、手塚先生は今の時代を嘆かわしく思っているのだろうか。
「こどもたちはどんなものとでも友だちになれます。縫いぐるみと話し、花のささやきに耳を傾け、大空を行く雲とだって会話が出来ます。なのに、いつしか成長するに従って、幼い頃に感じていた周囲のものたちへの友情を失ってしまう。もし幼い頃のように人間以外のものにも友情を抱き続けることが出来たら、そしてそのものたちを自らを盾にしてでも守ることが出来たら、この世界はもっと素敵な世界になるかもしれません。生き物を守るために捨て身で大人たちの前に立ちはだかる。こどもたちの中にある本物の宝物が見えてきます。」
「こどもは未来人で 宇宙的な星のひとつに何十億人もの人間が住み 無数の生物と同棲しているという そういう小さなもろい星の城に我々がいながら お互いに争ったり 自分のことだけを考える そういうような未来にはなって欲しくない そういう考えは捨てて欲しい そして人間を愛し 同時に生き物のすべてを愛する そして人生を歩んでゆく そういうこどもたちにぜひなって欲しい」手塚治虫
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