■夏目友人帳 陸 8話
愛情、親愛など様々な形はあれど、人と妖怪が互いに(あるいは一方的に)惹かれても結局は離れてしまう、という話はこれまでにも何度も描かれてきましたが(本作でも、蛍火とかでも)、
人と妖怪の恋愛でここまでハッピーエンドも珍しいですね。女の子(香)が実に逞しくてアクティブで魅力的でした。
とはいえ、「いつかくる日」のタイトルの通り、いつかは片方が(高確率で妖怪の葵の方が)取り残される日が来ることが分かっているのが切なさが残りますよ。
寿命の差も問題だし、そうでなくても(今期4〜5話で描かれたように)人側が急に「見えなくなる」事もありますからねえ。
相方が他の人に「見えない」存在だと今後も大変だろうけど、出来る限り幸せになって欲しいところです。
今回はニャンコ先生もといニャンコ師匠が最後まで尊敬されていたのが印象的でした。
次回は茶色いニャンコ先生3号も出るし楽しみかと。
■正解するカド 7話
「サンサ」と言われると「惑星」と付けたくなります。
無限のエネルギーの次は眠らなくてもいい身体と。
確かに便利かも知れないけど、そこまで「変えられてしまう」のはなかなか恐ろしい気はします。
と言うか、説明も無いままにマスコミの人達にサンサを使ってしまう手口が恐ろしいですよ。
あんなことを事前説明無しに勝手にやられたら普通は怒る人も出そうですが、やたらとポジティブに受け入れられてたのがちょっと不思議でした。
(反対意見が出ないように)脳までいじられてるのでは、という見方も出来ちゃいそうですよ。
…などと思いながら見ていたので、最後に沙羅花が「ザシュニナを返したい」と言い出したのも、そういう意見が出るのは分かると思いました。
ただ、これだけ大事な問題を個人レベルの判断で決めちゃうのもどうだろうと思いますが。
そもそも、ここに至るまでザシュニナがどういうつもりでこういう超技術を人間に与えたいのかという「ザシュニナの目的」がロクに議論されていないままなのが不思議です。
一番大事なところだと思うんですけどねえ。
カドカステラにカドまんじゅうは笑いました。
日照権で問題になってるのはさもありなんですね。物質は透過出来ても日光は通せないんですかねえ。
ログインしてコメントを確認・投稿する