今なら分かる

僕の住むマンションの1階でエレベーターを待っていたとき、地下階から怒鳴り声が聞こえてきたことがあった。
「早よ、来んかいや〜！」と怒りまくった声。
エレベーターがすぐにやって来ないから、イラついていたらしい。
（ウチのマンションのエレベーターは、比較的早いと思うのだが。）

エレベーターはまず地下階でその怒鳴り声の人が乗り、次に1階で僕が乗った。
見ると、宅配便の人で、見た目はごくごく普通の人。
乗り合わせた僕に対しても、低姿勢な感じだった。
（怒鳴り声が、1回の僕の耳にまで届いていたかもしれないなとその人が思っていたのかいなかったのかは分からないが。）
ただ、内心は、おそらく、「こっちは時間がないのに、乗ってくるなよ。（←エレベーターの停止時間がもったいないという意味）」という感じだったに違いない。

当時はまだ、宅配便がそんなに時間に追われていたことなんぞ知らず、あの怒鳴り声に異常さを感じたが、そのことが話題になっている今だと、そのときの彼の気持ちが分かる。
あのときの彼、イライラしつつも、まだ仕事を続けているのかなぁ。


宅配時間の案内については、当たり前だが、家にいる時間で登録している。
が、出かけたいのを我慢して待っていても、その時間帯に来ないことがときどきある。
近い将来、素晴らしい新システムができているかなぁ、どうかなぁ。


■「宅配便、１回で受け取りを」　再配達抑制へ国呼びかけ
(朝日新聞デジタル - 04月04日 09:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4510712