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2017年04月01日15:29

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チンゲンサイはドライアイを予防し貧血を改善する

チンゲンサイ(青江菜)は葉の形がスプーンに似ていることから「名湯匙菜」とも呼ばれています。成長が早いので、一年中市場に出回っていて、食卓によく出てくる野菜です。チンゲンサイは緑黄色野菜で非常に高い栄養価があります。

日本栄養管理師である中澤留美子先生は、チンゲンサイはβ-カロテンとビタミンが豊富で、抗酸化作用があり、体の老化を遅くらせたり、生活習慣病の予防にもなるとおしゃっています。カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルも多く含まれており、貧血や高血圧の予防、骨と歯の健康を強化します。

その中で、β-カロテンは今最も注目されている栄養成分です。日本野菜栄養師である立原瑞穂先生は、β-カロテンが体内に入るとビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を健康にし病原菌の侵入を防ぎます。
ビタミンAが不足すると夜盲症、ドライアイ、皮膚の乾燥や角質化などの病気を引き起こします。但し、摂り過ぎると頭痛、眩暈、髪の毛が抜ける等の症状が出ます。
立原瑞穗先生は、植物性ビタミンAは牛乳、タマゴ、肝臓等に含まれる動物性ビタミンAとは違い、尿の排出や摂り過ぎの問題はありません。チンゲンサイのビタミンAは、β-カロテンから変化したものですので、体に負担はかかりません。

他に、科学技術の発達でケータイ、コンピューター等の電子情報機器があふれています。、室内照明専門家で《照明を変えば目がよくなる》の作者でもある結城未来先生は、長期コンピューターやケータイの画面を見続けると現れる目や肩、手の関節炎、精神の異常現象は、VDT症候群(Visual Display Terminal,または電腦視覺症候群,俗にコンピューター病)と呼ばれるとおしゃっています。
立原先生は、ビタミンAは目に潤いを与え、網膜や角膜の機能をまもり、VDT症候群がもたらすドライアイや目の疲れに効果があります。電子情報機器をよく使用する人は、日常生活の中でチンゲンサイなどの緑黄色野菜をたくさん摂るようにしましょう。心の窓である目を守りましょう。

料理のちょっとしたテクニック
チンゲンサイは、脂溶性ビタミンを含んでいるため、油炒め料理に最適で、またビタミンの吸収率をあげます。他に、タマゴや豚肉、チキン等のタンパク質のものと一緒に食べると、更に効果があがります。

野菜の選び方と保存の仕方
葉の形が揃っている、茎の部分が分厚い、葉っぱが大きい、葉っぱの緑色がみずみずしいものを選ぶといいです。葉っぱが黄色かったり萎れたものは買わないようにしましょう。

家へ帰ったら、湿らした新聞紙またはビニール袋に入れ冷蔵庫で保存します。冷蔵庫の空間に余裕があれば、立てて保存してください。4〜5日以内に食べきるようにしましょう。
(早安健康より)

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