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2016年12月19日21:58

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中国報道官、トランプ氏の「盗んだ」ツイートに「不愉快」 専門家は潜水機回収「初めてではない」

 下記は、2016.12.19 付の【米無人潜水機奪取】です。

                       記

 【北京=西見由章】南シナ海で米海軍の無人潜水機が中国側に奪われた事件で、中国当局や専門家は、米軍がこの海域で中国の潜水艦などに対する情報収集活動を強化している−と警戒感をあらわにしている。

 中国外務省の華春瑩報道官は19日の定例会見で、「米国の艦船や航空機が、中国に面した海域で頻繁に偵察や軍事測量を行うことに反対する。中国の主権と安全の脅威になるためだ」と強調。また、トランプ次期米大統領がツイッターで非難したことに関連し、「盗むという言葉は非常に不愉快であり不正確だ」「きちんと確認してから返すものだ」と反論した。

 無人潜水機が集めていた海水温度や塩分濃度などのデータは対潜水艦作戦にも活用される。南シナ海の深海部で活動する潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した潜水艦が米側に探知されれば対米核抑止力に影響が出るため、中国側は神経をとがらせている。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は19日付で、「私たちが南シナ海で米国の無人潜水機を捕獲したのは初めてではない」とする軍事専門家の談話を掲載。専門家は「今回捕獲した潜水機は新型で重要な情報を集めていた」とし、潜水機を引き渡す際にも「情報は渡さない」との見方を示した。

 また海軍軍事学術研究所の張軍社研究員は、「ここ数年、米軍による水中測量の重点は黄海や東シナ海から南シナ海に移った。潜水艦などの偵察、攻撃が可能な潜水機は、中国の国家安全に重大な脅威となっている」と環球時報に語った。
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 http://www.sankei.com/world/news/161219/wor1612190032-n1.html
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