mixiユーザー(id:12645834)

2016年11月16日09:02

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日立の「レンズ無しカメラ」

昨日から日立の「レンズ無しカメラ」が話題に上っている(みんなあんまり食い付いていないけど)。
私は画期的な発明だと思うんだよね。
従来のカメラはレンズを通った光がフィルム(あるいは素子)上に結んだ像を取り出したものだ。
しかし、日立のレンズ無しカメラでは何枚かの薄いフィルムを重ねて、ここに起こるモアレから像を再現してしまうということだ。最大の特徴は、一度撮影した写真の焦点を後から変更できてしまうと言うことだ。
ピンぼけの写真は、どう調整してもピンぼけのままだ(現像の時にピントをずらすと、ピンぼけがひどくなるだけだ)。
これが一枚の写真で、手前にピントが合っていたり、後ろにピントを移動したりと言うことができるようになる。しかも、動画でもこれが可能だという。
映画で手前の小道具にピントが合っていたものが、バックにピントが合うように動いて全容が種明かしされるというようなことが、撮影済みの写真でできてしまう。
これができれば、防犯カメラでピントがぼけた位置に焦点を合わせ直すこともできる。ドライブレコーダーや集合写真の修正も可能だろう。
しかも、フィルムだから薄いし、たぶん価格も安いだろうからスマホのカメラへの採用は決定的だと思うよ。特にピントの後から変更とセットで大量採用だと思う。
これと防犯関係は間違いなく採用だと思う。
2年後の2018年の実用化を目指すというのだから期待できると思うよ。

http://www.asahi.com/articles/ASJCH55DCJCHULFA01B.html


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