東京3日目。お世話になっていた打田十紀夫さんご夫妻に別れを告げ、霧雨の降る中、南千住の安宿にチェックイン。もはや第三の故郷といってもいい南千住ですが、ここから次の会場までは割と近い距離で、利便性も高いのです。
両国フォークロアセンターは、フォークの世界では知る人ぞ知る伝説的なライブハウス。過去、そうそうたるアーティストがここでライブをしています。ここには、私は会社員時代の頃から幸いにして何度か出演させていただく機会に恵まれ、マスターの国崎さんにはお世話になりました。私のカセット時代のアルバムの一つ『歌棄の歌』(1994)は、当時活動していたブルースシンガーの斎藤業(光始)さんのカセットとともに、フォークロアセンターのカセットシリーズという形で発行したものでした。
http://www.geocities.jp/otarunay/cassette.html#utasutu
約一年前に、私は久しぶりにフォークロアセンターを再訪。その際、Facebookで思いもよらず繋がった国崎さんと19年ぶりくらいにお話しさせていただき、またライブがしたいと思っていたことが昨日実現したのでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
フォークロアセンターはもともと二階だったのですが、一階にあったお蕎麦屋さんが無くなり、その後ギャラリースペースとなり、今ではそこでライブも行われるようになりました。
この日は、あいにくの小雨の降る中、近隣のご婦人や、今まで何かの形でご縁のあった方達を中心にお集まりいただき、またも感激。皆さんの温かい目に見守られつつ、アットホームでリラックスしたライブになりました。
このツアーでは珍しい、完全生音ライブ。この日初めて張ったミディアム弦の響きも艶があり、何を弾いても楽しいのです。昔のライブでは歌が不得手でしたが、今では歌ものCDだけで4作品も出しています。ついつい、三、四曲ほど歌を歌いました。フォークの殿堂で、改めて歌わせていただいた光栄をこの身に感じました。
終演後は、そのまま打ち上げ。昔のフォークロアセンターでは恒例だった参加者全員での「自己紹介」も懐かしかったです。また、特に昔の日本ダルシマー同好会でお世話になった井口淳さん(現在はハンマーダルシマーやニッケルハルパなどのリペアもされています)が来てくれたのはとても嬉しく、故・黒川かほるさんの思い出話になった時は泣けてきてしまいました。
こうして、様々な方達とのご縁を改めて感じる、感慨深いライブになったのでした。是非またお邪魔したい、伝説のライブハウス。皆さんも是非、機会があればこの歴史に触れに来てください。
さて、今日は栃木県鹿沼市で、あの小川倫生くんとのジョイントライブ。頑張ります〜(^-^)/!
★11月12日(土) 開場:18:15、18:30 お食事開始/開演:19:30〜
栃木・鹿沼 ア・ラ・ボンヌ・ママン (栃木県鹿沼市栄町1-3-9)
出演:浜田 隆史(ギター、歌)/小川 倫生(ギター、歌)
料金:¥3,000 (お食事代込み)
お問合せ:TEL: : 0289-63-5131(アラボンヌママン)
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