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2016年08月05日22:21

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初 !! 沖縄育ちの「ウルイ」

昨年、岩手の実家から持参した「ウルイ」の苗は、株の半分はトンボ畑のオーナーに差し
上げて、ノニの木の下に植えてあった。

初夏の頃、小さな葉が出ているのを確認してはいたのだが・・・
7月下旬、思い出して、畑にいたオーナーに尋ねると、「あー、花が咲いてるよ！」との返事。

すぐさま柔らかな大きな葉の、ノ二の下枝に潜り込んで進むと、確かにほっそりした
茎の先に、優しい色の小さな花がついていた。

　　　　あなた、よくぞ咲いてくれましたね.。
　　　　　　　もしかしたら、沖縄育ちぴかぴか（新しい）初のクローバーウルイかも !!

対面したその花は目余りに小さく可愛い姿。感激せずにはいられなかった。

ウルイ（オオバギボウシ）は故郷東北地方の春の山菜。実家の庭の土手には沢山あった。
祖母や母がよく作ったのは「酢味噌和え」や「焼きサバとの煮物」など。　　　　　　

少しぬめりの食感があって、甘味とほろ苦さのある味は、まさに春の到来を思わせる味。
懐かしい故郷の味である。

　　　花の蕾は、橋の欄干の飾り、擬宝珠に似てふっくら。
　　　　　　　勢いよく広がる若葉と、すらりとした薄紫の花の姿は楚々とした出で立ち。

どことなく、しとやかな揺れるハート日本美人のようにも見える。

ところで、株の半分は我が家の庭に植えたはず、と、すぐさま自宅に戻り、白い紫陽花の
花をそっとどかして、奥を覗くと・・・

　　　あった！あった！ 生きていた !!
　　　　　　　ここでもちゃんと葉を伸ばしていた。

大感激！

あまりに日陰の場所ゆえ、思わずかけた言葉は、
“波南国の陽ざしは強いからﾈ。ヨンナー、ヨンナー大きく育つのよ ”

近年では、
鑑賞用のギボウシ（ホスタ）は色や斑入りなど多種あって、ヨーロッパでも人気の植物。

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