昨日は、昼のチラシ配布の仕事でだいぶん体力を使ったので、夜はぶったおれるくらいに寝てしまうだろうと思っていた。
でも、なぜか、逆になかなか寝ることができず、遅い時間まで起きてしまった。
そして、今朝。
今日はお休みの日なので、何をしょうかと考えていた。
雨が降るから外出はしないでおこうと思ったが、代々木八幡宮にお参りに行った時に天気は大丈夫そうだったので出かけることにした。
新宿に来て、『シン・ゴジラ』を観ようか、『犬神家の一族』を観ようか、迷ったが、金券ショップで『犬神家の一族』の方が安かったので『犬神家』にした。
角川シネマ新宿でやっていた『犬神家の一族』は市川崑監督、石坂浩二主演の角川映画第一作のものである。
内容に、事件の解明などで説明が多くなってしまう推理映画を市川崑監督らしい映像での見せ方と編集で退屈にさえることがなかった。
また、市川監督のスタイリッシュな映像はオドオドした横溝正史の世界を後味悪くしていなかった。
それとラストシーンの爽やかさもエンドとして、映像的にも人間的にもオドオドしいかっただけに、強い印象を残すことができている。
ちなみに、『犬神家の一族』は公開当時、家族で実家にあった映画館で観に行った記憶がある。
冗談で観たいと言っていたら、何を勘違いしてか父親が連れていってくれたのである。
テレビスポットなどで、怖い映画だと知っていたので、幼かったオイラは映画が始まったら怖がりまくっていた。
金田一が初登場しているシーンで怖がっていて、母親につっこまれた記憶がある。
そのせいか、怖かったという印象が強く、面白かったと思ったのかどうかという記憶がない。
で、この時、映画を観たいと言えば父親は連れていってくれると思い込むのであった。
だから、『キングコング』を実家の映画館で上映されると知った時に、父親に見たいとアピールしたが、観に連れてはくれなかった。
それでもって、今回、『犬神家の一族』を観たら、なぜか、片岡千恵蔵版の『犬神家』も見たくなってきた。
それと佐々木守が脚本を書いた金田一耕助が出ない、テレビ版の『犬神家の一族』もとても観たくなった。
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