mixiユーザー(id:10063995)
2016年06月13日08:16
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ノンフィクション短編小説 『アイの瞳に逆さまつげが刺さった話』
アイの瞳にマツゲが刺さった話。
プロローグ。
注意・この物語は自分(C・トベルト)が逆さ睫毛という病気にかかり治すまでの話をアイが主人公となって語る、ノンフィクションである･･･。
アイ「え？嫌だよ逆さ睫毛にかかるなんて、トベルトやりゃいいじゃん」
いや、やはりここはアクション芸人がやった方がいいじゃないですか。名前も都合よくアイだし。
アイ「誰がアクション芸人だ誰が！
やだよ俺逆さ睫毛なんて。
大体あれはただ目がチクッとするだけの、大した病気って訳でも無いだろ」
ほう、君は逆さ睫毛が大した病気で無いと認識するのかね？
ではその威力を思い知らせてあげようではないですか。今トベルトマジックで逆さ睫毛にしたのでちょっと外に出てみなさい。
アイ「何故敬語を使う？
まあ良い外に出るか。
お、風が強い･･･ん！？」
アイ「イタイノイタイノ飛んできたあああああ！！？」
ブスウッ！！
アイ「ぎやああえええおおおお！！？？
目に、目に槍があああああ！？」
違うよ、それは睫毛だよ？タダノサカサマツゲダヨ？ほら、まだ風が来ますよ〜？
アイ「や、止めろ、早く中に、あ！
扉が閉まってる！開けて！今風が来たら(ブスウッ)ギャアアアアア！！(グサアッ)ギエエエエ！！(イタイイターイ)ギイイヤアアアアアアアアアアアア！！！」
分かったか、逆さ睫毛の痛みを！！
目に針が刺さり続ける恐ろしさを！！
それが四六時中続く苦しみを！！
アイ「わ、分かった、分かった･･･。
これは確かに辛い、病院行かないと」
こうしてアイは眼科病院に通う事になりました。ちゃんちゃん。
アイ「続くのかよ！？」
そうだ、三行後にな！
これで読んでる途中にトイレに行きたくなっても続きが思い出しやすくなるのだ！どうだ参ったかグハハハハハ！
1(イー)
2(アル)
3(サン)
第一話 手術しよう！！
アイ「･･･って、いきなりかよ！」
スス「しょうがないじゃない。リーダーの症状はかなり酷いんだから」
アイ「って、眼科役ススかよ。
しかしいきなり手術とはキツいな、この病院で出来るのか？」
スス「いいえ、ここでは設備が少ないから無理ね。
ちょっと遠い病院に行かないといけないわ。この中から選べる？」
アイ「うわ、こりゃ遠いな。
他に手術出来る眼科無いか、自分で探すしかないか」
スス「待って待って、薬を渡しておくわ。
痛くなったら注しなさい。
少しは楽になる筈よ」
アイ「ありがとよ、サンキュ」
そういうわけで、アイは別の病院に通うのであったー。
四行後に続く！！
1(ワン)
2(ツー)
3(スリー)
��(受けとれ！俺のファンサービスを！！)
第３話 逃げよう！
アイ「ギャアアアアア！！
風呂に入る度に涙が止まらないいいいい！！」
��(フハハハハハハ！
希望を与えられ、それを奪う時こそ最も美しい表情をする！それが俺のファンサ)アイ「うっせえ！
テメエは今社長なんだから黙ってろ！
く、早く薬を･･･」
(現在、薬二つ)
アイ「んー、少しは楽になったか？
まあいいか、さて新しい病院に行こう。
でも手術怖いからな、手術しないで治せるように頑張らないと。
すんませーん」
ナンテ「はいはい何でしょう？」
アイ「チェンジで！すいませんチェンジでお願いします！
というか逃げさせて！新しい眼科がラスボスとか嫌な予感しかしねーんだよ！」
ナンテ「はは、今日の患者は元気だねぇ。
じっけ･･･治療しがいがありそうだ」
アイ「くそうくそう！
近くにここ以外で手術出来る眼科があれば逃げられたのに！」
ナンテ「さて、先ずは眼圧計るか。
そこに座って装置に顎のせて〜」
アイ「げげっ！やな奴が来た！」
説明しよう！
眼圧計は風を送り目の状態を確認する装置である！
だが！しかし！
逆さまつげによりズタズタになった眼球に直接風を送る行為がどれだけ痛いか貴方達はごぞんじか！
もう凄く痛い！それはもう、マジでさすまたが刺さってくるんじゃないかってくらいに！
ナンテ「はい始めるよー」
アイ「待って！止めて！今の俺にそれやったらし」ナンテ「えい」
アイ「ギャアアアアアア！！ドリルウウウウウ！！」
あ、間違えた。
高速回転するドリルが高速で飛んでくるんだった。涙ながしたのはいつもここだったなぁ、ハハ･･･。
アイ「グサアアア！痛い！マジで痛いぞこるえええ！」
ナンテ「うっさいなー計測出来ないから早くしてよ」
アイ「待って！もう一度とかこれかなり痛い･･･ギャアアアアアア！！」
診察室に来る度にこのやり取りは繰り返された。事情を知らない奴等はこう思っただろう。
(オーバーアクションしすぎウザイ)
そして事情を知ってる医者はこんな目で見ていた。
(マジで早くしてほしいんだけど)
アイ「味方いねえじゃねえか！
くっ･･･殺せ！このままなぶり殺しにされるぐらいならいっそ死んだ方がマシ」ナンテ「はいお薬どうぞ」
( ´,_ゝ`)フッ･･･痛み止めには、勝てなかったよ･･･。
そんなこんなで目の治療を続けながら手術の準備を進め、遂に手術当日。
アイ「やれやれ、やっと手術か。
大きい病院だから検査一杯したなー。
でもこれで治るなら安いものか」
ナンテ「さー手術するよーベッドに横になれやコラ」
アイ「アッハイ。
(寝そべりながら)そういや麻酔は何処にするんでしたっけ？(顔を布で覆いながら)」
ナンテ「ああ、目」(原文ママ)
アイ「え(手足をがっしり押さえられながら)」
ナンテ「目にやるに決まってるじゃん(原文ママ＆長い注射針用意しながら)」
アイ「ぬわあああああああっ！！」
しばらくお見苦しい戦いが続きます。
その間ショートストーリーでもお楽しみください。
『旧友』
ハサギ「ライ、お前ゴブリンズ入ったんだってな。
あれだけなりたかった恋愛マスター、諦めるのか？」
ライ「何を言ってる、俺はいつでもモテたい、その気持ちは変わらないさ」
ハサギ「そうか、楽しみにしてるぜ。
お前がハーレム状態になるその時を」
ライ「おいおい、お前もモテる努力しないのか？」
ハサギ「ああ、俺は今大切な仲間と共に戦いたいからな。
落ち着くのは、もう少し先にしてからにするさ」
ライ「お前はモテるさ、なんたって『英雄』と呼ばれた男なんだから」
ハサギ「･･････。
頑張ろうぜ、ライ」
ハサギ「ああ」
見苦しい戦い終了。
アイ「し、死ぬかと思った。
なんだ今の！？マジで怖かったぞ！
だがこれで手術は終わった！医者の話じゃ溶ける糸だってさ、最近の糸すげえな！
早く痛みが治るといいな！
俺この痛みが収まったら大きい犬を飼おうと思うんだ(��)！
皆で旅行行ってさ、沢山楽しむんだ(��)！
そして、愛の告白とかしたりして！やべ、俺の人生薔薇色じゃね(��)！？
あれ？なんか目の当たりがチクチク･･･」
Ok！イタイノバード発進！
チャッチャラチャー、チャラチャッチャチャッチャラチャッチャッチャー！
アイ「イタイノイタアアアイノトンデキタアアアアアア！？」
伏線が完璧過ぎて分からない人に簡単に説明しよう。
再 発 し ま し た
ナンテ「全く、あんな手術じゃ再発するに決まってるじゃん。大体検査の度に喚くの止めて欲しいんだよねー。
大人なんだからさー、ちゃんとやってくんなきゃ困るんだよね〜。
薬？適当に渡すから。手術の日程？やるの？いいけどさー半年くらい先になりそうだねー色々スケジュールあるからさー仕方ないよねーあ、また予定変わるかもしれないけどね( ´∀｀)wwwww。
あ、そうそう、今度は負担のかかる手術だからさ、全身麻酔、いっとく？」(ほぼ原文ママ。ぶっちゃけ当時の録音した音声聞きながら書いてます)
別の病院に行くことに決定しました。
そうだコンタクトしよう。
アイ「逆さまつげにはコンタクトって聞いたしな。さて次は誰が来るんだ？」
金髪の人「宜しく、人は俺を猛毒英雄と呼んでるぜ」
アイ「も、猛毒英雄！？
まあ良い、コンタクト付けたいんだけてど」
猛毒英雄「じゃあ目を見せて貰うぜ。
ふむ、確かに酷いな。だがコンタクト付ければ治るぜ」
アイ「マジで！よし付けよう！」
だが！しかし！コンタクトを付けようとすると凄く痛い！それでも付けようと頑張って気を失いかけたから諦めたけどな！
アイ「おーいたた、また別の日にいくか
五行後には次の日だ」
5
4
3
2
1
第4話 真実
別の日、コンタクト付けにいくと別の医者が座っていた。
アイ「あれ、別の人？」
サイモン「ああ、今日は宜しくな。
どれ目を見せてくれ」
アイ「はいはい」
サイモン「･･････いや、これは付けちゃダメだ。こんな傷だらけの瞳でコンタクトなんて失明するぞ」
アイ「ええ！？」
サイモン「瞳は白くなりかけてるし炎症が酷い。こんなんでコンタクトつけようなんて失明を早めるだけだ。
別の病院に行くことをお進めするよ。手術以外で治る方法は無い」
アイ「･･･はい」
完全に行き詰まった。
何も出来なくなった。
薬は役立たず。
手術は当てにならない
コンタクトなんて無駄。
なにより、医者が信じられない。
今までの頑張りはなんだったんだ？
いつしか徒労感と、馬鹿馬鹿しさと、なんか嫌な気分が常にまとわりついていくようになった。
アイ「･･･マジでこれどうすれば良いんだよ。このままじゃ俺は失明するしか無いのか？」
だが無理だ。何せ医者が適当すぎるんだ。眼が痛いから泣けないね。ハハ･･･。
ガックリしている間に、一つの病院の名前を聞く。
そこは高尾の方にある小さな眼科だが、30年に渡り逆さまつげを治して来たのだと言う。
アイ「･･･どうせ医者は皆適当さ。
だが高尾の自然を見てくるのも良いだろう。
見納めになっても大丈夫なように、な」
第5話 そしてこの目は
アイは高尾まで電車で３時間、バスで30分以上かかり、ようやく到着し、医者に会う。
アイ「はじめまして、宜しくおね」
スティーブン・セガ●ル「宜しく」
アイ「ファッ！？●ガール！？」
･･･初対面の感想。
『何故セガール●がここにいるんだ！？』でした。似てたからね、しょうがないね。脳内ボイスは大塚明夫で宜しく。
セ●ール「どうした？逆さまつげを見せて貰おうか」
アイ「あ、ハイ」
セガー●「ふむ、どうという事は無さそうだ。
では来週には手術しようか」
アイ「え！？そんな早くて良いんですか！？」
●ガール「早急に手術する必要があるからね、安心したまえ、必ず治すさ」
アイ(す、凄い･･･！
なんだこの安心感！スティーブン・セガールだからボコボコにされるかと思ったけど、全然違うじゃないか！
な、なんか希望が出てきたぞ！すげえなセガール！)
そして来週。つまり手術当日。
セガールB・J「では手術を始めよう」
アイ「え？検査は？」
セガールB・J 「早い方が良いだろう、ほら、横になるんだ、さて布を被せるぞ。暗いが怖くない、すぐ治るからな。
さ、注射刺すぞ。
痛いだろうが頑張れよ」
アイ「あ、はい」(おー、全然痛くない。
これは驚いたな。
あ、もう手術始まってら)
セガール「どれどれ、む？
･･････君、確か前にも手術したって言ったね」
アイ「あ、はい」
セガールB・J 「確かその手術は糸で弛みを引っ張るものと言ったね。
その手術をした翌日、痛くなかったか？」
アイ「あ、確かに･･･それが、どうかしましたか？」
セガールB・J「･･･いや、何でもない。
今まで大変だったんだな」
アイ「･･･？」
セガールさん何も言わなかったけど、何となく前の手術の跡を見つけて聞いたのだろうか？もしくは溶けた筈の糸が残ってしまったのだろうか？
答えは医者だけが知っている。
自分は、それを聞かない事にした。
しばらくして。
抜糸も終えて痛みも落ち着き初め、久しぶりに風の強い日に外に出る。
もうあの槍お化けは出てこない。
雲が少しずつ動くのを見つめながら、
自分は今日も仕事場へ向かっていった。
了
プロローグ。
注意・この物語は自分(C・トベルト)が逆さ睫毛という病気にかかり治すまでの話をアイが主人公となって語る、ノンフィクションである･･･。
アイ「え？嫌だよ逆さ睫毛にかかるなんて、トベルトやりゃいいじゃん」
いや、やはりここはアクション芸人がやった方がいいじゃないですか。名前も都合よくアイだし。
アイ「誰がアクション芸人だ誰が！
やだよ俺逆さ睫毛なんて。
大体あれはただ目がチクッとするだけの、大した病気って訳でも無いだろ」
ほう、君は逆さ睫毛が大した病気で無いと認識するのかね？
ではその威力を思い知らせてあげようではないですか。今トベルトマジックで逆さ睫毛にしたのでちょっと外に出てみなさい。
アイ「何故敬語を使う？
まあ良い外に出るか。
お、風が強い･･･ん！？」
アイ「イタイノイタイノ飛んできたあああああ！！？」
ブスウッ！！
アイ「ぎやああえええおおおお！！？？
目に、目に槍があああああ！？」
違うよ、それは睫毛だよ？タダノサカサマツゲダヨ？ほら、まだ風が来ますよ〜？
アイ「や、止めろ、早く中に、あ！
扉が閉まってる！開けて！今風が来たら(ブスウッ)ギャアアアアア！！(グサアッ)ギエエエエ！！(イタイイターイ)ギイイヤアアアアアアアアアアアア！！！」
分かったか、逆さ睫毛の痛みを！！
目に針が刺さり続ける恐ろしさを！！
それが四六時中続く苦しみを！！
アイ「わ、分かった、分かった･･･。
これは確かに辛い、病院行かないと」
こうしてアイは眼科病院に通う事になりました。ちゃんちゃん。
アイ「続くのかよ！？」
そうだ、三行後にな！
これで読んでる途中にトイレに行きたくなっても続きが思い出しやすくなるのだ！どうだ参ったかグハハハハハ！
1(イー)
2(アル)
3(サン)
第一話 手術しよう！！
アイ「･･･って、いきなりかよ！」
スス「しょうがないじゃない。リーダーの症状はかなり酷いんだから」
アイ「って、眼科役ススかよ。
しかしいきなり手術とはキツいな、この病院で出来るのか？」
スス「いいえ、ここでは設備が少ないから無理ね。
ちょっと遠い病院に行かないといけないわ。この中から選べる？」
アイ「うわ、こりゃ遠いな。
他に手術出来る眼科無いか、自分で探すしかないか」
スス「待って待って、薬を渡しておくわ。
痛くなったら注しなさい。
少しは楽になる筈よ」
アイ「ありがとよ、サンキュ」
そういうわけで、アイは別の病院に通うのであったー。
四行後に続く！！
1(ワン)
2(ツー)
3(スリー)
��(受けとれ！俺のファンサービスを！！)
第３話 逃げよう！
アイ「ギャアアアアア！！
風呂に入る度に涙が止まらないいいいい！！」
��(フハハハハハハ！
希望を与えられ、それを奪う時こそ最も美しい表情をする！それが俺のファンサ)アイ「うっせえ！
テメエは今社長なんだから黙ってろ！
く、早く薬を･･･」
(現在、薬二つ)
アイ「んー、少しは楽になったか？
まあいいか、さて新しい病院に行こう。
でも手術怖いからな、手術しないで治せるように頑張らないと。
すんませーん」
ナンテ「はいはい何でしょう？」
アイ「チェンジで！すいませんチェンジでお願いします！
というか逃げさせて！新しい眼科がラスボスとか嫌な予感しかしねーんだよ！」
ナンテ「はは、今日の患者は元気だねぇ。
じっけ･･･治療しがいがありそうだ」
アイ「くそうくそう！
近くにここ以外で手術出来る眼科があれば逃げられたのに！」
ナンテ「さて、先ずは眼圧計るか。
そこに座って装置に顎のせて〜」
アイ「げげっ！やな奴が来た！」
説明しよう！
眼圧計は風を送り目の状態を確認する装置である！
だが！しかし！
逆さまつげによりズタズタになった眼球に直接風を送る行為がどれだけ痛いか貴方達はごぞんじか！
もう凄く痛い！それはもう、マジでさすまたが刺さってくるんじゃないかってくらいに！
ナンテ「はい始めるよー」
アイ「待って！止めて！今の俺にそれやったらし」ナンテ「えい」
アイ「ギャアアアアアア！！ドリルウウウウウ！！」
あ、間違えた。
高速回転するドリルが高速で飛んでくるんだった。涙ながしたのはいつもここだったなぁ、ハハ･･･。
アイ「グサアアア！痛い！マジで痛いぞこるえええ！」
ナンテ「うっさいなー計測出来ないから早くしてよ」
アイ「待って！もう一度とかこれかなり痛い･･･ギャアアアアアア！！」
診察室に来る度にこのやり取りは繰り返された。事情を知らない奴等はこう思っただろう。
(オーバーアクションしすぎウザイ)
そして事情を知ってる医者はこんな目で見ていた。
(マジで早くしてほしいんだけど)
アイ「味方いねえじゃねえか！
くっ･･･殺せ！このままなぶり殺しにされるぐらいならいっそ死んだ方がマシ」ナンテ「はいお薬どうぞ」
( ´,_ゝ`)フッ･･･痛み止めには、勝てなかったよ･･･。
そんなこんなで目の治療を続けながら手術の準備を進め、遂に手術当日。
アイ「やれやれ、やっと手術か。
大きい病院だから検査一杯したなー。
でもこれで治るなら安いものか」
ナンテ「さー手術するよーベッドに横になれやコラ」
アイ「アッハイ。
(寝そべりながら)そういや麻酔は何処にするんでしたっけ？(顔を布で覆いながら)」
ナンテ「ああ、目」(原文ママ)
アイ「え(手足をがっしり押さえられながら)」
ナンテ「目にやるに決まってるじゃん(原文ママ＆長い注射針用意しながら)」
アイ「ぬわあああああああっ！！」
しばらくお見苦しい戦いが続きます。
その間ショートストーリーでもお楽しみください。
『旧友』
ハサギ「ライ、お前ゴブリンズ入ったんだってな。
あれだけなりたかった恋愛マスター、諦めるのか？」
ライ「何を言ってる、俺はいつでもモテたい、その気持ちは変わらないさ」
ハサギ「そうか、楽しみにしてるぜ。
お前がハーレム状態になるその時を」
ライ「おいおい、お前もモテる努力しないのか？」
ハサギ「ああ、俺は今大切な仲間と共に戦いたいからな。
落ち着くのは、もう少し先にしてからにするさ」
ライ「お前はモテるさ、なんたって『英雄』と呼ばれた男なんだから」
ハサギ「･･････。
頑張ろうぜ、ライ」
ハサギ「ああ」
見苦しい戦い終了。
アイ「し、死ぬかと思った。
なんだ今の！？マジで怖かったぞ！
だがこれで手術は終わった！医者の話じゃ溶ける糸だってさ、最近の糸すげえな！
早く痛みが治るといいな！
俺この痛みが収まったら大きい犬を飼おうと思うんだ(��)！
皆で旅行行ってさ、沢山楽しむんだ(��)！
そして、愛の告白とかしたりして！やべ、俺の人生薔薇色じゃね(��)！？
あれ？なんか目の当たりがチクチク･･･」
Ok！イタイノバード発進！
チャッチャラチャー、チャラチャッチャチャッチャラチャッチャッチャー！
アイ「イタイノイタアアアイノトンデキタアアアアアア！？」
伏線が完璧過ぎて分からない人に簡単に説明しよう。
再 発 し ま し た
ナンテ「全く、あんな手術じゃ再発するに決まってるじゃん。大体検査の度に喚くの止めて欲しいんだよねー。
大人なんだからさー、ちゃんとやってくんなきゃ困るんだよね〜。
薬？適当に渡すから。手術の日程？やるの？いいけどさー半年くらい先になりそうだねー色々スケジュールあるからさー仕方ないよねーあ、また予定変わるかもしれないけどね( ´∀｀)wwwww。
あ、そうそう、今度は負担のかかる手術だからさ、全身麻酔、いっとく？」(ほぼ原文ママ。ぶっちゃけ当時の録音した音声聞きながら書いてます)
別の病院に行くことに決定しました。
そうだコンタクトしよう。
アイ「逆さまつげにはコンタクトって聞いたしな。さて次は誰が来るんだ？」
金髪の人「宜しく、人は俺を猛毒英雄と呼んでるぜ」
アイ「も、猛毒英雄！？
まあ良い、コンタクト付けたいんだけてど」
猛毒英雄「じゃあ目を見せて貰うぜ。
ふむ、確かに酷いな。だがコンタクト付ければ治るぜ」
アイ「マジで！よし付けよう！」
だが！しかし！コンタクトを付けようとすると凄く痛い！それでも付けようと頑張って気を失いかけたから諦めたけどな！
アイ「おーいたた、また別の日にいくか
五行後には次の日だ」
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1
第4話 真実
別の日、コンタクト付けにいくと別の医者が座っていた。
アイ「あれ、別の人？」
サイモン「ああ、今日は宜しくな。
どれ目を見せてくれ」
アイ「はいはい」
サイモン「･･････いや、これは付けちゃダメだ。こんな傷だらけの瞳でコンタクトなんて失明するぞ」
アイ「ええ！？」
サイモン「瞳は白くなりかけてるし炎症が酷い。こんなんでコンタクトつけようなんて失明を早めるだけだ。
別の病院に行くことをお進めするよ。手術以外で治る方法は無い」
アイ「･･･はい」
完全に行き詰まった。
何も出来なくなった。
薬は役立たず。
手術は当てにならない
コンタクトなんて無駄。
なにより、医者が信じられない。
今までの頑張りはなんだったんだ？
いつしか徒労感と、馬鹿馬鹿しさと、なんか嫌な気分が常にまとわりついていくようになった。
アイ「･･･マジでこれどうすれば良いんだよ。このままじゃ俺は失明するしか無いのか？」
だが無理だ。何せ医者が適当すぎるんだ。眼が痛いから泣けないね。ハハ･･･。
ガックリしている間に、一つの病院の名前を聞く。
そこは高尾の方にある小さな眼科だが、30年に渡り逆さまつげを治して来たのだと言う。
アイ「･･･どうせ医者は皆適当さ。
だが高尾の自然を見てくるのも良いだろう。
見納めになっても大丈夫なように、な」
第5話 そしてこの目は
アイは高尾まで電車で３時間、バスで30分以上かかり、ようやく到着し、医者に会う。
アイ「はじめまして、宜しくおね」
スティーブン・セガ●ル「宜しく」
アイ「ファッ！？●ガール！？」
･･･初対面の感想。
『何故セガール●がここにいるんだ！？』でした。似てたからね、しょうがないね。脳内ボイスは大塚明夫で宜しく。
セ●ール「どうした？逆さまつげを見せて貰おうか」
アイ「あ、ハイ」
セガー●「ふむ、どうという事は無さそうだ。
では来週には手術しようか」
アイ「え！？そんな早くて良いんですか！？」
●ガール「早急に手術する必要があるからね、安心したまえ、必ず治すさ」
アイ(す、凄い･･･！
なんだこの安心感！スティーブン・セガールだからボコボコにされるかと思ったけど、全然違うじゃないか！
な、なんか希望が出てきたぞ！すげえなセガール！)
そして来週。つまり手術当日。
セガールB・J「では手術を始めよう」
アイ「え？検査は？」
セガールB・J 「早い方が良いだろう、ほら、横になるんだ、さて布を被せるぞ。暗いが怖くない、すぐ治るからな。
さ、注射刺すぞ。
痛いだろうが頑張れよ」
アイ「あ、はい」(おー、全然痛くない。
これは驚いたな。
あ、もう手術始まってら)
セガール「どれどれ、む？
･･････君、確か前にも手術したって言ったね」
アイ「あ、はい」
セガールB・J 「確かその手術は糸で弛みを引っ張るものと言ったね。
その手術をした翌日、痛くなかったか？」
アイ「あ、確かに･･･それが、どうかしましたか？」
セガールB・J「･･･いや、何でもない。
今まで大変だったんだな」
アイ「･･･？」
セガールさん何も言わなかったけど、何となく前の手術の跡を見つけて聞いたのだろうか？もしくは溶けた筈の糸が残ってしまったのだろうか？
答えは医者だけが知っている。
自分は、それを聞かない事にした。
しばらくして。
抜糸も終えて痛みも落ち着き初め、久しぶりに風の強い日に外に出る。
もうあの槍お化けは出てこない。
雲が少しずつ動くのを見つめながら、
自分は今日も仕事場へ向かっていった。
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