■横浜南フィールドアーチェリー場
◆2016/5/1(日)、快晴
番外編です。超番外編。しかも時系列がずれてます。日時通りにずっとキレイに日記並べてきたのに、初の日時前後発生！
何度も書いてますが、基本日記は山行レポートのみなのです。範囲をアウトドア全般まで広げると、キャンプとかBBQとかスキー(ゲレンデスキーですよ。バックカントリーじゃないですお)とか山すき焼きとかラフティングとか、全部書いてたら切りがないので。
で、過去の番外編。一応山に関連するものを書いてきました。シャワークライミング・スノーシューハイク・インドアクライミング・外岩クライミング・ビバーク練習会、などなど。「クライミング」と名前がつくものは当然OKでしょう。スノーシューハイクもフィールドが山なのでまあOKかと。
ん？
山がフィールドならOKなのか。そうか。。
ってことで今回も番外編の巻でござる。
フィールドアーチェリーに行って来ました。フィールドは山です。山に設置されたコースを弓を射りながら回るスポーツですぜ！
きっかけはコレ↓
http://hamarepo.com/story.php?story_id=3989
全体像は全てレポートされておりますので、ここでは詳しく書きません。この「はまれぽ」を読んだらどうしてもやってみたくなってしまった。ちなみにニュース映像もあります。
コレ↓
https://www.youtube.com/watch?v=SNdP-nDzAu0
場所が家から以外と近い(車で30分くらい)のと、ジムと一緒で1日居ても1時間で帰っても値段が一緒で安上がりなのと、何より山の中を動き回るというのが良い！
実はアーチェリー。昔実家に弓があったのです。親父の持ち物だったのですが、小学校の頃、実家の庭で少しだけやっていたことがありまして。YAMAHAのベアボウです。28ポンド。しっかしYAMAHAは色んなもの作ってるんですねえ。正しいフォームとか、ちゃんと習ったわけではなく(ほぼ自己流)、ただ矢を射るのが楽しかっただけでやっており、結局矢を全て折ってしまって終了となりました。その時親父からフィールドアーチェリーなるスポーツがあることを聞かされ、当時とても興味を持っていたのですがそこは小学生。しばらくすると忘れてしまった。で、今回何気なく読んだ「はまれぽ」でよみがえる幼少期の記憶！
「うおー、超やってみてえ！しかも比較的近所！これは行くっきゃねえ！」
ってな話を部室でしたら速攻食いついてきたのが若干2名。HGさんとコータロくんです。ちなみにHGさんはフィールドアーチェリー経験者です。昔娘さんと一緒にやっていたのだそう。今回これは久しぶりにやりたいぞ、と即刻挙手です。で、まずは下見も兼ねて行くだけ行って見よう、と丹沢山行の前の日曜日、3人で偵察に行くことになりました。
今回日曜の午後ということもあり、酒も飲まないので車で現地に。完全に住宅街です。でもよくあるでしょ、住宅街にボコン、と山がある景色。正にそんな感じ。はまれぽにあった通り、少人数なので予約無しで初心者講習に入れるとのこと。まずは受付で弓を借りるのですが、まあ知らないことだらけで目から鱗です！
基本弓は体格によってそれぞれマッチングがあるのです。身長により弓そのものの長さ、腕の長さは弦の引き代となるので、これで使う矢の長さが変わる。あとは強さですね。例えば今回、経験者の自分とHGさんは25ポンドの弓を借りました(昔28ポンド使ってた、って言ったら受け付けのおばちゃんに「35年も前のことが今も出来ると思うな、絶対引けないし無理に引けてもフォームが崩れるから軽いにしとけ！」って諭されました)が、腕の長さが違うので自分の方が長い矢を使うのです。逆に初めてのコータロくんは一番軽い16ポンドですが、引き代が長いので矢は自分と同じ長さです。なお、マイボウを持ち込んでる人の話だと、弓が強くなると矢は長さだけではなく硬さも変えないと折れてしまうとのこと。その人の弓は40ポンドとのことで、触らせてもらったんですが、とてもじゃないが重くて引ききれませんでした。
さて時間です。自分ら含む7〜8人が初心者講習を受ける様です。構え方から狙い方、実際に5m・10m・15mと、何本も射って約1時間、みっちりと教えてもらいました。これだけでもう背中が筋肉痛になりそうです。なおここのフィールド、レンジ内でBBQが出来るのです。講習中、後ろから肉を焼くいい匂いが漂ってきて練習に集中できませんでした(笑)。
さて、初心者講習が終了、その後しばらく独自で練習をしていよいよコースへ！ルールの説明や点数計算の仕方を教えてもらい、コースへ出ます。追加アイテムはスコアボードと鉛筆、矢が的を外れて土に刺さってしまった時に矢を掃除するモップの先っぽみたいなブラシ。途中までスタッフの方が付いて来てくれて実際のポイントで要点を教えてくれます。山は思った以上に山でした。トレッキングシューズ履いて山の服装で来て大正解。気温も高くかなりの発汗量です。コースは山の中だけあって、水平射以外に撃ち上げや撃ち下ろしなどがあって一筋縄ではいきません。なお、フィールド用の的はサイズが3種類あります。黄色と黒の2色で真ん中が6点。各ポイント3本射って12箇所を回るので全部で216点満点。レンジで撃つ的は3色で真ん中が8点です。国際規格があって、それに則りコースは作られているとのことですが、今回自分達は初心者向けの「横浜南ラウンド」というコースを回ります。距離は5m〜15m。上の規格のラウンドだと50mとかザラで、双眼鏡持ってないと的が見えません。
そんなこんなでコースは1時間ちょいで一周出来ました。小休止を挟み、レンジに戻って20m・25m・30mでそれぞれ何セットか個人練習をして本日は終了。てかもう背中が痛くて弓が引けません。コースでは各ポイントで3本ですから合計36射。レンジでは6本ずつ射るので多分初心者講習で60射、個人練習を入れるとトータルで120〜130本は射ったかな？
いやー、これマジで面白いです。あと、猛烈に物欲がそそられる！マイボウ持ち込みの人とかずっとガン見しちゃいました。ライフルケースのような平たいハードケースをあけるとポコポコスポンジの上に分解した弓が入ってる。ハンドルにレンチでリムを上下組み立てて弦を張る。そこにロッドタイプのバランサーとかスコープとかを取り付ける。もう見てるだけで脳内で変な汁が出てくる感じ。
あ、そうそう。今回思ったのはフィールドアーチェリーやってる人はゴルフを話の引き合いに出すとみな不機嫌になりますのでご注意を。
「ゴルフなんかと一緒にするな、こっちは狩猟生活の時代からあるんだぞ？」
「ゴルフのコースを回るルールは全てフィールドアーチェリーがベースだから！」
「ゴルフに似てる？とんでもない！ゴルフがアーチェリーに似てるんだよ、歴史が違うから！」
マイボウ持ち込みの常連さん達が口々に言います。なるほど、でも言われてみれば確かにそうかも知れませんね。
それにしても数時間でしたが非常にエキサイティングで充実した時間を過ごせました。エンジョイ＆エキサイティング！です。今回はあくまでも偵察だったので短時間で撤収ですが、次回は早朝から来ようと思います。コースには山よろしくちゃんと四阿があったので、次回はお弁当持参でコース中の四阿でお昼とか食べたいな。午前と午後で最低2回はコース回って、後は個々人好きな距離のレンジで練習。再訪が待ち遠しいです。
※コースに出ないでレンジで練習だけなら1時間700円と激安なので、場所も近いし一人でコソ練に行くかもです・・・。
■写真解説
�，海譴�3種類のサイズの内、一番大きいサイズの的。但し、それでもレンジにある3色の的よりは小さい。中央の黄色が6点と5点。後は4〜1点。基本コースは4人でラウンドを回るように作られており、二人ずつ同時に射って残りの2人と交代する。全員が3射ずつしてから矢の回収をするため、矢は各人羽の色が異なるのですね。
�△如△海譴録燭鹵罎離汽ぅ困療�。�，猟未蝓�4人で回る様に作ってあるので的は4つあります。最初の2人が上の2つ、交代の2人は下の2つを狙います。で、最初にどこの的を射るか宣言しないといけません。例えばこの写真、自分とHGさんが先行、自分は右上でHGさんは左上の的に当てないといけません。他の的に当てると0点となります。交代のコータロくんはこの後、下の的のどちらを狙うか宣言してから射ります。
��そして一番小さいサイズの的。全部で12個ありますが、縦方向の3枚でワンセットです。これも2名ずつ交代で射りますが、どの列を狙うか宣言します。例えば右端の列を宣言したらその列の的3枚に、それぞれ1本ずつ射らないといけません。違う列の的に当てたら0点。同じ列でも同じ的に当てたら最初の点数は没収になってしまいます。今回一番難しいと思ったのがこれ。5mの至近距離でも全然当たらない。
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