男の生き様にすごく共感した映画

タイトルは「オン・ザ・ハイウェイ」と言います。

個人的には「マッドマックス」の最新作で主演してたことしか知らないトム・ハーディが本作の主人公を演じています。

しかし主人公と言っても最後まで彼しか出て来ません。

あとは彼の電話の相手として数人が声の出演をしているだけです。

さらに場面は主人公が工事現場らしき場所から車に乗り込むと最後まで車を運転しているシーンだけです。

実はそういう作品紹介を読んで急にレンタルしたくなったというのもあります。
あとレンタル開始が去年の秋で、たぶん間違って旧作扱いになってたので（笑）。

さてこの日記の趣旨を極力ネタバレしないように書いていくと、まず主人公はヨーロッパで最大規模の建築現場の現場監督らしいことが初めの方でわかります。

彼には妻子がありますが、長期出張時に一度だけ妻以外の女性と関係を持った模様です、これも初めの方でわかります。

この話だけを聞くとだらしない男のような印象を持つ方が多いと思いますが、この物語はその印象を変えていくことを意図して作られたのではないかという展開をしていきます。

話が進むうちに主人公は安定した仕事と幸せな家庭の両方を一度に失う危機に瀕していきます。

そのとき男はどうするのか、その責任の取り方、生き様に私は強く共感しました。

尚、念のため、私は妻以外の女性と具体的な浮気をしたことはありません。